<注目銘柄>=キリン堂HD、指標面割安で今期業績回復色強まり見直しへ
キリン堂ホールディングス<3194>に注目したい。関西を地盤とするドラッグストアで、郊外型の大型店に特徴がある。18年2月期営業利益は前期比16%増の15億1000万円と回復色が強まる見通し。
株価は目先動意しているが、2015年8月には1773円まで買われるなど意外に天井は高く、1000円未満は買い場とみてよい。その根拠のひとつが株価指標面からの割安感であり、PBRは0.8倍台と解散価値を下回り、PERも15倍前後とドラッグストア業態としては、上値余地を感じさせる水準。
直近発表した5月の既存店売上高は前年同月比2.7%増、全店売上高は7.7%増と好調をキープした。一度はインバウンド特需の剥落で売られたが、ここにきて関西エリアはインバウンド需要が再燃している。既存店売上高は昨年11月を境にプラス基調を確保しており、改めて見直されそうだ。M&A戦略にも積極的で材料性に富む点もポイント。(市)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
株価は目先動意しているが、2015年8月には1773円まで買われるなど意外に天井は高く、1000円未満は買い場とみてよい。その根拠のひとつが株価指標面からの割安感であり、PBRは0.8倍台と解散価値を下回り、PERも15倍前後とドラッグストア業態としては、上値余地を感じさせる水準。
直近発表した5月の既存店売上高は前年同月比2.7%増、全店売上高は7.7%増と好調をキープした。一度はインバウンド特需の剥落で売られたが、ここにきて関西エリアはインバウンド需要が再燃している。既存店売上高は昨年11月を境にプラス基調を確保しており、改めて見直されそうだ。M&A戦略にも積極的で材料性に富む点もポイント。(市)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)