東海カーボンが急動意、国内証券の目標株価引き上げで上昇加速
東海カーボン<5301>が急動意。前日に25日移動平均線を足場に切り返しに転じたが、きょうは一気に上げ足を加速させている。同社はカーボンブラックや炭素・セラミクスなどを手掛けており、17年12月期営業利益は前期比4.6倍の52億円予想と急回復を見込む。市場では「同社は収益構造改革に取り組み、今期業績はV字回復期待が強い。12月決算企業ということで、会社側が開示している予想は、3月決算企業の来期業績を買うような感覚に近く買う側に安心感がある。直接的には、岡三証券が投資判断を『買い』に引き上げ、目標株価を400円から520円に上方修正したことが株価を押し上げたようだ」(準大手証券ストラテジスト)という。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)