東邦チタニウムが利益増額受け急騰、チタン関連に物色人気集中
東邦チタニウム<5727>が寄り付きから買い人気を集め急騰、前日比9.6%高の889円まで買われたほか、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>も急伸、6%を超える上昇で昨年12月12日以来の1800円台を回復するなどチタン関連が一気に水準を切り上げてきた。ここ原油価格だけでなく非鉄など商品市況の上昇が目立っている。世界的な景況感の回復を背景に川上インフレの兆しがみられる状況だ。
そのなか、スポンジチタンを手掛ける両社は在庫調整を経て、増産志向にある航空機業界向けの高水準の需要を取り込む可能性が高く、来期以降の業績回復に期待が大きい。なお、東邦チタニウムは27日取引終了後、17年3月期の連結業績予想の修正を発表。営業利益を30億円から33億円(前期比15.2%減)へ、最終利益を26億円から29億円(同31.5%減)へ増額していることで、これも強く好感されたかたちだ。同日付で三菱UFJモルガン・スタンレー証券は同社のレーティングを「オーバーウエート」、目標株価1120円で継続フォローしている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
そのなか、スポンジチタンを手掛ける両社は在庫調整を経て、増産志向にある航空機業界向けの高水準の需要を取り込む可能性が高く、来期以降の業績回復に期待が大きい。なお、東邦チタニウムは27日取引終了後、17年3月期の連結業績予想の修正を発表。営業利益を30億円から33億円(前期比15.2%減)へ、最終利益を26億円から29億円(同31.5%減)へ増額していることで、これも強く好感されたかたちだ。同日付で三菱UFJモルガン・スタンレー証券は同社のレーティングを「オーバーウエート」、目標株価1120円で継続フォローしている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)