【特集】今週の上方修正【大予想】 33社選出 <業績修正特集>

そこで本特集では、中間期(16年4-9月)業績が通期計画に対して進捗率が高く、昨年も4-12月期決算発表前または同時に上方修正した銘柄を、今週(1月30日~2月3日)上方修正に踏み切る可能性が高い有力候補としてリストアップしてみた。
下表では、昨年1月下旬~2月初めに上方修正した銘柄の中から、中間期(4-9月)経常利益の通期計画に対する進捗率が50%を超え、かつ同進捗率が過去5年平均を上回っている33社を選び出し、進捗率が大きい順に記した。
なかでも、中間期の経常利益がすでに通期計画を上回っている、フュートレック <2468> [東証2]、日本一ソフトウェア <3851> [JQ]は業績が上振れする可能性が高いとみられる。また、明治海運 <9115> は4年連続、銭高組 <1811> 、サンフロンティア不動産 <8934> 、大末建設 <1814> は3年連続で1月中旬~2月初めに上方修正しており、今年も有望視される。
このほか、予想PERが10倍前後と割安感が強いうえ、期末配当利回りが3%を超えている、ヘリオス テクノ ホールディング <6927> 、兼松エンジニアリング <6402> [東証2]にも注目したい。
┌ 対通期進捗率 ┐ ┌ 経常利益 ┐
コード 銘柄名 4-9月期 5年平均 4-9月期 通期計画 予想PER
<2468> フュトレック 245 68.5 269 110 247
<3851> 日本一ソフト 171 64.0 307 180 46.6
<7638> NEWART 80.6 41.4 962 1193 11.7
<6927> ヘリオスTH 79.9 38.6 1031 1290 11.7
<1811> 銭高組 79.4 34.8 2263 2850 15.8
<3837> アドソル日進 74.5 41.3 451 605 35.7
<2469> ヒビノ 72.5 51.6 1377 1900 17.1
<4568> 第一三共 71.9 66.0 71884 100000 25.5
<8537> 大光銀 69.2 47.2 2455 3550 9.8
<9766> コナミHD 67.7 47.6 16248 24000 42.7
<3646> 駅探 65.5 45.2 294 449 11.8
<3768> リスモン 65.3 50.6 209 320 17.4
<6941> 山一電機 63.0 62.2 1341 2130 15.8
<6382> トリニ工 62.2 40.9 871 1400 10.4
<4102> 丸尾カル 62.0 43.4 366 590 9.9
<5970> ジーテクト 60.9 40.1 7490 12300 11.2
<1768> ソネック 60.4 28.7 344 570 13.1
<5821> 平河ヒューテ 59.7 41.0 1432 2400 10.8
<8860> フジ住 59.3 47.0 3203 5400 7.5
<8934> サンフロ不 59.0 44.1 4840 8200 7.7
<9115> 明治海 58.6 34.7 1757 3000 15.7
<2270> 雪印メグ 58.5 56.7 11117 19000 16.5
<1965> テクノ菱和 57.6 28.1 1986 3450 8.8
<4508> 田辺三菱 57.4 52.9 49402 86000 19.8
<6157> 日進工具 56.5 51.9 1119 1980 15.9
<1814> 大末建 56.0 35.7 1652 2950 4.4
<6402> 兼松エンジ 55.3 45.1 459 830 10.7
<6998> タングス 53.3 42.1 192 360 23.0
<2440> ぐるなび 53.3 48.8 3572 6700 25.5
<8920> 東祥 53.1 49.7 3040 5720 30.7
<2183> リニカル 52.0 44.9 1071 2060 21.6
<4299> ハイマクス 50.2 44.7 459 915 12.1
<9090> 丸和運機関 50.2 42.7 2259 4500 16.1
※4-9月期決算発表以降に通期計画を修正した銘柄は除いた。経常利益の単位は百万円。
株探ニュース