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【特集】「ディフェンシブ」がランキング4位、 株式市場の急落で緊張感高まる<注目テーマ>

TOPIX <日足> 「株探」多機能チャートより
★人気テーマ・ベスト10

1  円高メリット
2  金利上昇メリット
3  半導体
4  ディフェンシブ
5  円安メリット
6  好配当
7  TOPIXコア30
8  JPX日経400
9  半導体製造装置
10  地方銀行

 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ディフェンシブ」がランキング4位となっている。

 日経平均株価が連日の急落に見舞われている。株価急落の背景にあるのは、米国の景気後退懸念と円高に対する不安だ。1日に発表された米7月ISM製造業景況指数が予想を下回ったほか、2日の米7月雇用統計では失業率が6月の4.1%から4.3%に上昇した。また、日銀は追加利上げを実施した一方で米連邦準備制度理事会(FRB)は9月にも利下げに踏み切るとの観測が強く、日米金利差縮小観測から急激な円高が進行している。こうしたなか、市場では業績が安定しており買い安心感が強い「ディフェンシブ株」に対する注目度が高まっている。

 具体的には、電力・ガスや鉄道、通信、それに食品、医薬品株などへの関心が高まっている。関西電力<9503>や中部電力<9502>、東京ガス<9531>、JR東日本<9020>やJR西日本<9021>、日本電信電話<9432>やKDDI<9433>、日清食品ホールディングス<2897>や味の素<2802>、武田薬品工業<4502>や第一三共<4568>などが注目される。

出所:MINKABU PRESS

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