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【特集】【今週読まれた記事】決算発表シーズン到来! “高配当&好業績”人気が継続

 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は1月25日から31日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 今週は中国の新興企業「ディープシーク」の話題が市場を席巻しました。同社の開発した生成AIモデルがChatGPTを上回る性能を示し、しかもこのモデルは米国の対中国輸出規制に適合する低性能のGPU「H800」で開発され、開発コストはChatGPTなど先発AIの数分の一だったとのことです。低コストで高機能なAIが開発できたというニュースは、過熱しているAI向け半導体投資への強烈な冷や水となりました。27日の米国市場ではナスダック総合株価指数が3.1%の急落、エヌビディア<NVDA>の株価は1日で17%もの下落に見舞われました。この流れは当然日本にも引き継がれ、日経平均株価は27、28日の2日間で900円超の下落。ただ、その後は落ち着きを取り戻して買い直される展開となり、前週末比359円安の3万9572円で今週の取引を終えています。

 では“ディープシーク・ショック”は一過性のものだったのかというと、まだ答えは出ていません。「低コストでAI開発が可能になったからといって、AI半導体の需要は衰えないはず」という見方がある一方、「低性能GPUでAI開発が可能なのならば、対中輸出規制の有効性が問われる」と、更に厳しい輸出制限が課されるきっかけになる可能性を指摘する向きもあります。ディープシークが実は最先端GPUを大量に使用していた疑いも出ており、いずれにしろ現在は風向きが読みにくい状況です。29日配信の「ディープシークの影響と『掘って、掘りまくり、火星に星条旗を』で騰がるトランプ銘柄とは?<今中能夫の米国株ハイテク・ウォーズ>」では、ディープシークの出現によってAI勢力図が塗り替わる可能性について詳しい解説が加えられており、必見の内容となっています。

 半導体関連が手掛けづらいとなると、狙うのはどこでしょうか。大人気相場コラム「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ "黄金時代"の米国で勝機をつかむ日本企業!」の北浜氏は「米国での事業展開に注力中の銘柄への投資がオススメとなる」と、トランプ新大統領の“米国第一主義”の波に乗れそうな銘柄を紹介。この記事はアクセスランキング6位を獲得。「【杉村富生の短期相場観測】 ─アメリカに強い企業を狙う!第2弾!」の杉村氏も「アメリカ経済は『ゴルディロックス』(適温)状態が継続するだろう」と予想しています。この記事も米国市場に強い有望銘柄を列挙、多くの方に読まれランキング8位を獲得しました。

 そのほか相場コラムは以下の記事も上位入りとなっています。<相場観特集>では立花証券 企業調査部 参与の鎌田重俊氏に今後の展望を伺いました。どの記事もお見逃しなく。

  【植木靖男の相場展望】 ─トランプご祝儀相場の後は?
  富田隆弥の【CHART CLUB】 「往来下限で反転、節分高を指向へ」

  鎌田重俊氏【3Q決算発表本格化、ここからの投資戦略は?】 <相場観特集>


 今週のアクセスランキング首位に輝いたのは「配当利回り“4%超”の【最高益】リスト〔第3弾〕30社選出 <成長株特集>」。先週1位となった〔第1弾〕に続き、同シリーズが2週連続で首位に輝く快挙となりました。記事では今期の配当利回りが4%を超え、更に経常利益が過去最高を更新する見通しの企業をリストアップ。高配当かつ業績も右肩上がりの“最強”銘柄リストとなりました。〔第1弾〕〔第2弾〕も、ともに2週連続の上位ランキング入りとなっています。

  配当利回り“4%超”の【最高益】リスト〔第1弾〕36社選出 <成長株特集>
  配当利回り“4%超”の【最高益】リスト〔第2弾〕23社選出 <成長株特集>

 高配当株の特集は上記のほか、高配当株投資に際してのポイントや注意点も解説した「『高配当株』投資もタイミングが命、勝利に向け押さえたい傾向と対策 <株探トップ特集>」も多くのアクセスを獲得。また、「【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 1月29日版」も定番人気でランキング上位入りとなりました。<割安株特集>では「10万円以下で買える」シリーズもよく読まれています。

  10万円以下で買える、高ROE&低PBR 25社【プライム】編 <割安株特集>
  10万円以下で買える、高ROE&低PBR 24社【スタンダード】編 <割安株特集>


 3月期決算企業による4-12月期決算発表が本格化しています。株探では2月14日までの発表の集中期間中、特別態勢で記事を配信。通常17時に配信している【サプライズ決算】を16時40分に<速報>、18時に<続報>の2本を配信。なお、株探プレミアム会員向けには『サプライズ決算』を“超速報”として15時40分と16時10分に配信します。引け後の材料をまとめてチェックできる看板記事「明日の好悪材料」と共にぜひ投資の参考にお役立てください。

  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (1月24日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (1月27日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (1月28日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (1月29日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (1月30日発表分)

  ★本日の【サプライズ決算】続報 (01月27日)
  ★本日の【サプライズ決算】続報 (01月28日)
  ★本日の【サプライズ決算】続報 (01月29日)
  ★本日の【サプライズ決算】続報 (01月30日)
  ★本日の【サプライズ決算】続報 (01月31日)

 また、30日から、その日の決算発表で“増収増益”を達成した企業リストを毎日配信。大量の決算発表を一つひとつ確認するのは大変な作業ですが、このリストを活用すれば大いなる時短となります。

  高成長企業を追う! 10-12月期【増収増益】リスト <成長株特集> 1月30日版
  高成長企業を追う! 10-12月期【増収増益】リスト <成長株特集> 1月31日版


 アクセスランキング2位には、「通常国会スタート! 『国策に売りなし』で真価発揮の関連株を総点検 <株探トップ特集>」がランクイン。政府の強力な後押しが期待できる「国策関連」は個別株投資における重要なテーマとなります。記事では今国会で審議される見通しの法案などから有望銘柄を総ざらい。多くのアクセスを獲得する人気となりました。

 投資テーマ関連では、加速する超高齢化社会を背景に重要問題化する「家じまい」に関連する銘柄を追った「迫りくる大相続時代、『家じまい』で風雲急を告げる有望株リストアップ <株探トップ特集>」がランキング11位。そのほか以下の記事も上位入りとなりました。

  AI進化で社会実装が加速、ヒューマノイドロボット関連に活躍期待 <株探トップ特集>
  年間消費額8兆円!「インバウンド関連株」新たなる物色の金鉱脈 <株探トップ特集>


 株探の個別銘柄ページに、新たに「株主優待」情報の掲載を開始しました。告知記事が異例のアクセスランキングトップ10入りしましたので、当欄でも紹介いたします。

  「株主優待」ページ新設のお知らせ

 優待内容の詳細はもちろん、必要株数や直近の権利付き最終日など、優待獲得のために必要となる情報をまとめました。また、【優待+配当】利回りを表示。これにより各企業の実質的な株主還元率が確認できます。ぜひ銘柄選択の参考になさってください。


 今週の株探プレミアムコラムは3記事を配信。1記事目はAI半導体市場を牽引するエヌビディア<NVDA>を特集する『Buy&Hold STORIES』の第4回「初のGPU誕生、そして『CUDA』発表へ」。CPUと肩を並べる演算装置としてエヌビディアが名付けた“GPU(画像処理半導体)”は、画期的なソフトウェア開発基盤「CUDA」とともに市場を瞬く間に席巻しました。今回はGPU市場拡大により株価と業績がうなぎのぼりとなった同社の“第一期黄金期”に注目し、激しい開発競争に揉まれながらも弛まぬ技術革新でシェアを伸ばしていった背景について取り上げます。第5回「科学者が証明したGPUの底力が」は、週明け4日の配信を予定しております。お楽しみに。

 2記事目からは今後の日米株式相場の先行きについてマーケットの現場を熟知する市場関係者に詳細なインタビューを行った株探スペシャル・リポートを配信。長田清英 東海東京インテリジェンス・ラボ チーフストラテジストに聞く~第1回、「FOMCに踊らず、アメ株は3つのトレンドに注目」ではアメ株相場の動向に詳しい長田氏に金利の高止まりによる企業業績への影響や注目すべき市場トレンドについて伺いました。プレミアム非会員の方も1ページ目が無料でご覧いただけます。

 3記事目は長田氏へのインタビュー最終回としてアノマリー(経験則)やテクニカル的な視点から相場の上昇要因を整理した「S&P500は7000ポイント超えへ、と見る3つの理由」を配信。今回はアメ株の影響を強く受ける日本株相場の展望に加え、足もとで市場の注目を集める「ディープシーク・ショック」の影響を丁寧に分析。今後注意しておきたいポイントにも触れながら、有望なセクターなどを紹介していきます。

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