市場ニュース

戻る
 

【材料】木村化は下落、機器製作に関する不適合で先行き不透明感

木村化 <日足> 「株探」多機能チャートより
 木村化工機<6378>は下落。19日の取引終了後、日本原子力研究開発機構原子力科学研究所の定常臨界実験装置(STACY)施設の機器製作に関して不適合があったと発表しており、先行き不透明感を嫌気した売りが出ているようだ。

 同社は、元請負人である富士電機<6504>から定常臨界実験装置の更新改造工事の一部を受注し、ダンプ槽の支持脚(炭素鋼製)を製作している。これについて原子力機構の工場立会検査を受検したところ、原子力機構と富士電機が今年2月に材料確認検査を行ったものと異なる部材が取り付けられているとの指摘を受けたという。原因は現在調査中としており、今後独立した専門家を含めた調査委員会を設けて調査を行うなど原因究明や再発防止対策を進めていくとしている。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均