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【市況】株価指数先物【昼】 75日線と200日線でのレンジ推移


 日経225先物は11時30分時点、前日比200円高の3万8590円(+0.52%)前後で推移。寄り付きは3万8810円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万8755円)を上回る形から、買い先行で始まった。中盤にかけて3万8940円まで買われた後は軟化し、終盤にかけては一時3万8480円まで上げ幅を縮める場面もみられた。

 日経225先物は寄り付き後に3万8940円まで買われ、ボリンジャーバンドの-1σ(3万8860円)を上回ったものの、75日移動平均線(3万8950円)を捉えることはできなかった。同線が上値抵抗線として意識されるなか、利益確定に伴うロング解消に向かわせたようだ。その後3万8480円まで上げ幅を縮めたが、200日線(3万8510円)近辺で下げ渋る形となった。想定された範囲での値動きであり、200日線での底堅さがみられるようだと、再度75日線を意識したロングに向かわせる可能性はあるだろう。

 NT倍率は先物中心限月で14.32倍に上昇した。14.32倍で始まり、一時14.36倍をつける場面もみられた。ただし、75日線(14.36倍)を上抜けることができず、寄り付き水準での推移となった。

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