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【材料】海運大手が異彩の強調展開、全体波乱相場でも「海運」は業種別騰落で2%近い上昇

郵船 <日足> 「株探」多機能チャートより
 日本郵船<9101>、商船三井<9104>の海運大手がいずれも堅調。全体相場は日経平均が700円近い下げをみせるなど波乱展開にあるが、そのなかで頑強さが光っている。きょうは、業種別騰落も33業種ほぼ全面安に近い形となっているが、そのなか、海運と鉄鋼のみがプラス圏(10時20分現在)で特に海運は2%近い上昇で異彩を放っている。新型コロナワクチンの普及を背景とする世界的な景気回復期待がグローバル物流を担う海運セクターの業績に追い風となっている。ばら積み船の運賃市況を表すバルチック海運指数も直近こそ上昇一服となっているものの、5月5日時点で3200台まで急浮上しており、これはリーマン・ショック前の2007年以来約14年ぶりの水準に達している。

出所:MINKABU PRESS

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