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【特集】【今週読まれた記事】“半導体出遅れ中小型株”に急動意続出

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は12月21日から27日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 クリスマスによる海外市場の休場を挟み超閑散となった今週。25日の東証1部売買代金は1兆0992億円と7年ぶりの低水準となりました。閑散相場は喜ぶべきものではないものの、昨年暮れに市場を襲った“クリスマス暴落”が記憶に新しいなか、平穏に通過したことでひと安心された方も多かったのではないでしょうか。

 30日の大納会を残してはいますが、市場の目は既に来年を向いています。「年末年始は横ばいが続いても1月中旬以降は再び上昇基調を強め18年10月高値も視野」と期待するのは<相場観特集>で見通しを伺った内藤証券 投資情報本部 投資調査部長の田部井美彦氏。当面の大きな注目材料は「来年1月下旬から本格化する第3四半期(19年4-12月)決算だ。その内容が底堅ければ、全体相場も再度、上昇基調を強めるだろう」と指摘しています。

 一方、「今は期待先行で買われ過ぎているフシがあり20年の年明けからは株価に調整圧力がかかりやすい地合い」と慎重姿勢を示すのは、同じく相場観特集で伺ったブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏。「新年相場では下値を探る展開となり2万3000円水準を割り込む展開」と予想しています。

 このほか、「【杉村富生の短期相場観測】 ─ イノベーションがマーケットを救う!」の杉村氏は「物色面の核はやはり、イノベーション(技術革新)」と、同氏の注目するテーマを挙げ、多くのアクセスを獲得。また、「日経平均株価は夏場にかけて2万5000円絡みの水準を目指すだろう」と強気予想も繰り出しています。新年には<新春お年玉企画>として、相場コラムの人気筆者である杉村氏、北浜氏をはじめ多くの市場関係者に20年の展望と有望株を伺います。お楽しみに。

  【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 上昇トレンド株の拾い場、掉尾に利益積み上げへ!
  【村瀬智一が斬る!深層マーケット】 ─出遅れよりも過熱銘柄の一段高を狙うスタンス
  富田隆弥の【CHART CLUB】 「意識される12月高値」
  武者陵司「令和の大相場始動シリーズ(4) 「2020年、積極的に株式に向きあう年に」<前編>
  武者陵司「令和の大相場始動シリーズ(4) 「2020年、積極的に株式に向きあう年に」<後編>

  田部井美彦氏【2万4000円攻防、年末年始相場の急所を読む】(1) <相場観特集>
  馬渕治好氏【2万4000円攻防、年末年始相場の急所を読む】(2) <相場観特集>


 株探では年末年始に数多くの特別企画を配信します。25本におよぶ特集記事の配信スケジュールを「2020年『新春特集』のご案内 ─“25本”配信 ─」にリストアップしましたので、ぜひご覧ください。このリストは記事が配信される度にリンクがアップデートされますので、特集のインデックスページとしてもご活用いただけます。どの記事も要注目の内容となっています。お見逃しなく。


 このところ全体相場の好不調に関係なく活況を呈しているのが新興市場・中小型材料株です。今週の日経ジャスダック平均は年初来高値を更新し、東証マザーズ指数も連日の陽線となりました。そうしたなか今週のランキングトップを獲得したのは、「始まった“半導体”大相場、マッハ上昇トレンドに乗る『驚速7銘柄』 <株探トップ特集>」。9月以降の戻り相場の原動力となった半導体関連銘柄ですが、主力株だけではなく「出遅れていた中小型株に株価を急動意させる銘柄が増えている」と指摘し、「足の速さが魅力で上値余地も大きいと思われる7銘柄を厳選」して断トツのアクセスを獲得しての首位となりました。

 2位には「世界に飛躍する『メディカル機器』関連、投資妙味膨らむ7銘柄 <株探トップ特集>」がランクイン。「TOPIXの業種別で医療機器を含む『精密』セクターは年初から4割強上昇」するなど大きな注目を浴びている分野の最新動向と注目銘柄を特集し、多くの方に読まれました。

 今週は投資テーマ関連の記事の多くがランキングに上がっています。「高成長ロード突入、年末年始『躍進期待の中小型6銘柄』をロックオン <株探トップ特集>」「パソコンとオフィスの融合、『テレワーク革命』で生まれる大化け株候補 <株探トップ特集>」の2記事が2週連続のランクイン。更に、4月20日に配信した「まだある『5G関連』急騰穴株スペシャル “新時代”映す5銘柄は <株探トップ特集>」が掘り起こされランキング入りしています。そのほか以下の記事も人気となりました。

  市場急拡大の「顔認証」関連株、顔パス時代到来で株価も新局面入り <株探トップ特集>
  吹き始めた国策の風 マイナンバー普及本腰で急騰シナリオに乗る銘柄群 <株探トップ特集>
  「ジャパニーズ・アニメ」関連株を狙え! “鬼滅の刃”が社会現象化 <株探トップ特集>

  「量子コンピューター」再浮上の兆し、英量子ベンチャー参入で風雲急<注目テーマ>
  「5G」が1位にランク、ローカル5Gの申請受付が24日からスタート<注目テーマ>


 企業業績を特集した記事では、先週に続き「19年7-9月期に四半期ベースの過去最高益を更新し、かつ今期も最高益を見込む、いわゆる利益が“青天井”状況になっている銘柄」を抽出した「利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】 <成長株特集>」の「第3弾」「第4弾」がともに上位ランキング入りしたほか、「上方修正先回り、19年12月期【業績上振れ】候補 30社選出 <成長株特集>」が週後半の木曜日配信にもかかわらず多くのアクセスを獲得し上位ランクインとなりました。この記事は単に好業績企業を集めただけではなく、株価が跳ね上がりやすい“上方修正”の発表を先読みしたリストとなっており、要注目です。

 「10万円以下で買える」や高利回り銘柄リストなどの<割安株特集>も定番人気となっています。銘柄選択の参考にぜひご覧ください。

  利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】第3弾 25社選出 <成長株特集>
  利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】第4弾 24社選出 <成長株特集>

  【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 12月25日版
  注目が高まる【REIT】高利回りベスト30 <割安株特集> 12月25日版
  10万円以下で買える、売上・経常最高&低PER「お宝候補」21社【東証1部】編 <割安株特集>
  10万円以下で買える、売上・経常最高&低PER「お宝候補」17社【2部・新興】編 <割安株特集>


 “株探プレミアム”専用コラムは、今週は2本を配信。まずは先週に続きIPO投資のツボを“すご腕投資家・JACKさん”に聞いた「IPO直後に、短期でリターンを狙うセカンダリー投資・3つの技」。IPO投資には2種類あって、第1回で紹介したのが当選しないと購入できない「プライマリー投資」。2種類目が今回のテーマとなる、誰にでも投資機会のある「セカンダリー投資」です。逆指値注文のノウハウなど実践的なテクニックについて詳しく解説していただきました。

 2記事目は、智剣・Oskarグループの主席ストラテジストである大川智宏氏による、大人気「日本株・数字で徹底診断!」の第31回「赤字なのに高リターン、“ゾンビ”と“不死鳥”銘柄の見分け方」。“赤字銘柄に投資をすると一体どうなるのか”という驚きのテーマを「クオンツ」と呼ばれる金融工学の手法を用いて分析。そこには意外な結果が待っていました。プレミアム非会員の方も1ページ目が無料でご覧になれます。また、初回登録時のみ30日間の“無料体験”ができますのでぜひご利用ください。

 株探プレミアムは“専用コラム”のほかにも、最大25期の通期業績、銘柄分析に役立つ“成長性”“収益性”タブ、最大22期のキャッシュフロー、業績予想の修正履歴など、多くのコンテンツがご利用いただけます。どれも銘柄選択に役立つ便利な機能ばかりです。ご加入をお待ちしております。


 テクニカルアナリストの横山利香さんによる、株探の世界をより深く楽しめるようになる実践ガイド「ゼロから始める『株探』の歩き方 ― (11)決算発表予定前に確認したいニュースと数字、株価いろいろ」が配信されました。決算発表予定日の調べ方から、株探を使った効率的な情報の確認方法などが丁寧に解説されています。決算ページには無数の数字が並んでおり初心者の方は怯んでしまうかもしれませんが、押さえるべきポイントを横山さんが教えてくれますからご安心を。この連載を読んでぜひ“株の達人”を目指してください。


 引け後の情報をまとめてチェックできる「明日の好悪材料」「本日の【サプライズ決算】」は今週もすべてがランクイン。うまく使えば大きな時短となる記事です。ぜひご活用ください。

  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月20日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月23日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月24日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月25日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月26日発表分)

  ★本日の【サプライズ決算】速報 (12月20日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (12月23日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (12月24日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (12月25日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (12月26日)

 その日の相場を振り返り、翌日の投資戦略を指南する「明日の株式相場戦略」。今週は「個別株でみると全体地合いに左右されず見せ場をつくる銘柄に事欠かない。半導体関連の中小型株を波状的に物色する動きはその典型だろう」と、閑散相場のなかも押し目買いニーズの強い半導体関連株の状況をリポートした23日の記事「明日の株式相場戦略=閑散相場を駆ける半導体中小型株」がランキングトップ20に入る人気となりました。

  明日の株式相場戦略=閑散相場を駆ける半導体中小型株
  明日の株式相場戦略=「サイレント・イヴ相場」の先に見えるのは
  明日の株式相場戦略=東証2部のライジング・ドラゴンを探せ
  明日の株式相場戦略=実質新年相場に、親子上場関連など注目も
  来週の株式相場戦略=2万4000円台乗せなるか、「フラッシュ・クラッシュ」再現警戒も

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