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【材料】日本電産が反発、足もと業績悪織り込み済みで500億円上限の自社株買い発表がポジティブ材料に

日電産 <日足> 「株探」多機能チャートより
 日本電産<6594>が3日ぶり反発。同社は23日取引終了後に発表した19年3月期第3四半期累計(18年4~12月)の連結決算は、売上高が1兆1543億600万円(前年同期比4.4%増)、営業利益は1293億6700万円(同2.5%増)、最終利益は1032億1400万円(同9.8%増)だった。ただ、中国向けモーターの需要が足もと急減しており、10~12月期で見た場合は最終利益段階で前年同期比29%減益と減速が顕著となった。もっとも、1月17日の通期見通し下方修正で、足もとの業績悪は株価には織り込み済み。一方、同日に発行済み株式数(自社株を除く)の1.70%にあたる500万株、500億円を上限とする自社株買いを実施することを発表(買い付け期間は1月29日から20年1月23日まで)しており、これを好感する買いが優勢となった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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