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【市況】【↓】日経平均 大引け| 小幅反落、朝高もゼネコン株急落で地合い悪化 (12月19日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  22961.47
高値  22990.42(09:05)
安値  22862.82(14:17)
大引け 22868.00(前日比 -33.77 、 -0.15% )

売買高  14億5899万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆3912億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は小幅反落、米株高受け高く始まるも買い続かず
 2.税制改革法案の成立期待で米株最高値も東京市場は上値重い
 3.ゼネコン株が急落するなど建設株の下げが地合いを悪くする展開
 4.好調な企業業績などを拠りどころとした押し目買いで下げ幅も限定的
 5.クリスマス休暇に絡む市場参加者減で全体売買代金は縮小傾向に

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは140ドルと続伸、過去最高値を連日更新した。米税制改革法案の成立期待が高まり買いが優勢となった。

 東京市場では、朝方は高く始まったものの買いの勢いは弱く、日経平均株価は前引け時点では小幅プラスだったが、大引けはマイナス圏で着地した。

 19日の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウをはじめ主要3指数の最高値更新が続いていることで、リスク選好ムードのなか高く始まったが、上値も重かった。外国為替市場では1ドル=112円台半ばで方向感なく推移し、手掛かり材料となりにくかった。米税制改革法案が週内にも上下両院で成立する見通しとなり、これが好感されているが、その半面、ゼネコン株が急落するなど建設株が軟調に推移して全体相場の足を引っ張った。ただ、下値では好調な企業業績を拠りどころとした押し目買いの動きもみられ、下げ幅も限定的なものにとどまった。外国人投資家をはじめクリスマス休暇に伴う市場参加者減少による影響も出始めている。東証1部の売買代金は活況の目安とされる2兆円台はキープしているものの、12月11日以来6営業日ぶりの低水準となった。

 個別では、SUMCO<3436>が冴えず、キーエンス<6861>も売りに押された。大成建設<1801>、鹿島<1812>が大幅安となり、ヤマシンフィルタ<6240>も下落、ここ急騰していたモリテック スチール<5986>も大きく利食われた。フィード・ワン<2060>、東海カーボン<5301>が値を下げ、東京個別指導学院<4745>も安い。
 半面、トヨタ自動車<7203>がしっかり、ファーストリテイリング<9983>も買い優勢だった。SGホールディングス<9143>が上昇、コマツ<6301>も上値を追った。ソルクシーズ<4284>がストップ高、愛眼<9854>も値を飛ばした。エー・アンド・デイ<7745>、タカキタ<6325>が大幅高となったほか、サンヨーホームズ<1420>も人気。日本光電<6849>、古河電池<6937>なども高い。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、ファナック <6954> 、ホンダ <7267> 、デンソー <6902> 、エーザイ <4523> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約34円。うち18円はファストリ1銘柄によるもの。
 一方、マイナス寄与の上位5銘柄はダイキン <6367> 、KDDI <9433> 、コナミHD <9766> 、日東電 <6988> 、中外薬 <4519> 。押し下げ効果は約35円。

 東証33業種のうち上昇は10業種。上昇率の上位5業種は(1)ゴム製品、(2)証券商品先物、(3)輸送用機器、(4)その他金融業、(5)卸売業。一方、下落率の上位5業種は(1)建設業、(2)海運業、(3)陸運業、(4)金属製品、(5)倉庫運輸関連。

■個別材料株

△YKT <2693> [JQ]
 東証が信用規制解除。
△ライフフーズ <3065> [JQ]
 株主優待制度を拡充。
△レカム <3323> [JQ]
 光通信子会社と資本・業務提携。
△イグニス <3689> [東証M]
 子会社スタジオキングが「メガスマッシュ」の事前登録開始。
△オープンドア <3926>
 中国最大の旅行会社Ctripと新規連携。
△ラウンドワン <4680>
 大和証券は「1」へ2段階引き上げ。
△日本光電 <6849>
 三菱UFJMS証券が「強気」に格上げ。
△日本モゲジS <7192> [JQ]
 東証2部に市場変更。
△サイバダイン <7779> [東証M]
 米FDAから「医療用HAL」の医療機器承認を取得。
△コスモスイニ <8844> [JQ]
 WOOCと資本・業務提携へ。

▼東京個別 <4745>
 270万株の立会外分売を実施。
▼東天紅 <8181> 、精養軒 <9734> [JQ]
 シャンシャン一般公開スタートで材料出尽くし。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ソルクシーズ <4284> 、(2)オープンドア <3926> 、(3)愛眼 <9854> 、(4)A&D <7745> 、(5)フリービット <3843> 、(6)タカキタ <6325> 、(7)ロジスネクス <7105> 、(8)イントラスト <7191> 、(9)サンヨーH <1420> 、(10)ラウンドワン <4680> 。
 値下がり率上位10傑は(1)東天紅 <8181> 、(2)JBR <2453> 、(3)巴 <1921> 、(4)日触媒 <4114> 、(5)大成建 <1801> 、(6)ファンコミ <2461> 、(7)川西倉 <9322> 、(8)鹿島 <1812> 、(9)モリテック <5986> 、(10)ぴあ <4337> 。

【大引け】

 日経平均は前日比33.77円(0.15%)安の2万2868.00円。TOPIXは前日比2.72(0.15%)安の1815.18。出来高は概算で14億5899万株。値上がり銘柄数は698、値下がり銘柄数は1265となった。日経ジャスダック平均は3888.58円(4.10円高)。

[2017年12月19日]

株探ニュース

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