【特集】「インフルエンザ関連」に注目、12月入りで流行本格化へ<注目テーマ>
中外薬 <日足> 「株探」多機能チャートより
1 全固体電池
2 量子コンピューター
3 半導体製造装置
4 人工知能
5 トイレ関連
6 電気自動車関連
7 仮想通貨
8 リチウムイオン電池
9 防衛
10 人材派遣
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「インフルエンザ関連」が26位となっている。
東京都は11月30日、インフルエンザの流行が始まったと発表した。それによると、11月20日から26日にかけて都内419カ所の医療機関でのインフルエンザの平均患者報告数が1.86人と、流行開始の目安となる1.0人を超えた。東京都のインフルエンザ流行開始は、去年に比べて1週間遅いという。また、神奈川県でも同日から県内でインフルエンザが流行期に入ったと発表しており、師走入りと同時に全国的に流行が本格化する可能性が高まっている。
インフルエンザの感染防止対策には予防接種はもとより、うがいや手洗い、マスク着用などへの重要性が高まってくる。このようななかで、関連製品の需要が拡大しそうだ。対策関連銘柄は以下の通り。
・中外製薬<4519>~抗インフルエンザ薬タミフルを国内で販売し高い実績を持つ。
・塩野義製薬<4507>~10月25日、インフルエンザを1回の服用で治療できる新薬の製造販売承認を厚生労働省に申請した。1日2回、5日間服用するタミフルなどと比べて患者が使いやすい。また、タミフルと比べて効果が高く、臨床試験では服用の翌日には患者体内のウイルス濃度が低下していた。世界初の仕組みで海外からも注目を集めている。塩野義は早期の承認取得で18年春の販売を目指す。
・明治ホールディングス<2269>~殺菌・消毒効果を持つうがい薬「明治 うがい薬」は絶大なブランド力を誇る。
・フマキラー<4998>~イオンの力で鼻や口へのウイルスの侵入を防ぐ 「アレルシャット ウイルス イオンでブロック」を発売している。スプレーするだけで、陽イオンポリマー(プラスイオン)の静電界が顔全体をコート、空中を舞う微粒子(飛沫など)を反発したり吸着したりすることで鼻や口への侵入を防ぐ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)