【特集】「電気自動車関連」は時代の流れ、出遅れ感あったトヨタの姿勢に変化<注目テーマ>
トヨタ <日足> 「株探」多機能チャートより
1 全固体電池
2 量子コンピューター
3 人工知能
4 半導体製造装置
5 トイレ関連
6 リチウムイオン電池
7 電気自動車関連
8 仮想通貨
9 人材派遣
10 防衛
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「電気自動車関連」が7位となっている。
電気自動車(EV)とは、一般に電池(主にリチウムイオン二次電池)に蓄えた電力によりモーターを駆動する自動車を指し、優れた環境性能からエコカーの本命に位置づけられている。
EV開発に巨額の投資を発表している独フォルクスワーゲンなどに対し、出遅れ感のあったトヨタ自動車<7203>の姿勢が変化している。同社はこれまでハイブリッド車(HV)やプラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車(FCV)を主軸としていたが、9月下旬にはマツダ<7261>およびデンソー<6902>とEVの共同技術開発契約を締結。今月27日に開催した「電動化技術説明会」では、「プリウス」で培った技術をEVでも活用する戦略を示した。
イギリスやフランスが2040年までにガソリン車やディーゼル車の国内販売を禁止すると表明しているほか、中国なども追随する構えをみせており、世界的にEV推進の機運が高まっている。自動車メーカーをはじめ電池や部材を手掛ける企業など、EV関連銘柄は息の長い相場が期待される。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)