【材料】<動意株・28日>(前引け)=アサヒ衛陶、TAC、シーシーエス
アサヒ陶 <日足> 「株探」多機能チャートより
TAC<4319>=続急騰。時価は2014年2月以来3年10カ月ぶりの高値水準。安倍政権ではアベノミクスの主眼として「働き方改革」や「人づくり革命」を看板に掲げており、首都圏を中心に会計や法律をはじめ幅広い分野の資格取得学校を展開する同社は国策関連銘柄として注目が集まっている。市場では「特別国会の会期が12月9日までということもあって、12月初旬にも安倍政権が打ち出す経済対策の具体的な内容が開示される公算が大きい」(準大手証券ストラテジスト)との指摘もあり、株価が早晩改めて刺激される可能性が意識されているようだ。
シーシーエス<6669>=急反騰。同社は27日の取引終了後、17年12月期の連結業績予想について、売上高を82億5000万円から89億円へ、営業利益を12億3000万円から14億6000万円へ、純利益を8億1000万円から10億5000万円へ上方修正しており、これを好材料視した買いが入っている。検査用照明など主力のMV(マシンビジョン)事業の国内での売上高が好調に推移していることが要因としている。なお、16年12月期は決算期変更に伴う5カ月決算のため前期との比較はない。また、業績予想の修正に伴い、従来30円を予定していた期末一括配当を15円増額して45円にするとあわせて発表した。
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出所:みんなの株式(minkabu PRESS)