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【市況】東京株式(前引け)=反発、欧米株高を受けリスク選好の流れに

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 21日前引けの日経平均株価は前日比226円62銭高の2万2488円38銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は7億2320万株、売買代金概算は1兆1285億2000万円。値上がり銘柄数は1466、対して値下がり銘柄数は471、変わらずは100銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の欧米株高を受けて買い優勢で始まり、寄り後も高値圏で売り物を吸収した。為替が円安含みで推移したことも追い風に日経平均は一時2万2500円台まで上昇した。北朝鮮を巡る地政学リスクは意識されたものの影響は限定的で、海外の短期資金の先物を絡めた買いが全体を押し上げた。東証1部全体の7割を超える銘柄が上昇している。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が堅調、トヨタ自動車<7203>も買い優勢だった。キーエンス<6861>が上昇し、村田製作所<6981>も上値追い。ヤーマン<6630>が値を飛ばし、カーリットホールディングス<4275>、豊和工業<6203>なども大幅高。半面、ニトリホールディングス<9843>、アウトソーシング<2427>が利食いに押され、アカツキ<3932>も軟調。テイクアンドギヴ・ニーズ<4331>が急反落、双信電機<6938>、アルテック<9972>も安い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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