【市況】東京株式(前引け)=反発、欧米株高を受けリスク選好の流れに
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京株式市場は、前日の欧米株高を受けて買い優勢で始まり、寄り後も高値圏で売り物を吸収した。為替が円安含みで推移したことも追い風に日経平均は一時2万2500円台まで上昇した。北朝鮮を巡る地政学リスクは意識されたものの影響は限定的で、海外の短期資金の先物を絡めた買いが全体を押し上げた。東証1部全体の7割を超える銘柄が上昇している。
個別ではソフトバンクグループ<9984>が堅調、トヨタ自動車<7203>も買い優勢だった。キーエンス<6861>が上昇し、村田製作所<6981>も上値追い。ヤーマン<6630>が値を飛ばし、カーリットホールディングス<4275>、豊和工業<6203>なども大幅高。半面、ニトリホールディングス<9843>、アウトソーシング<2427>が利食いに押され、アカツキ<3932>も軟調。テイクアンドギヴ・ニーズ<4331>が急反落、双信電機<6938>、アルテック<9972>も安い。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)