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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 DDHD、大東建、オンリー (12日大引け後 発表分)

DDHD <日足> 「株探」多機能チャートより

 12日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 DDHD <3073>   ★上期最高益予想を3倍増益に70%上乗せ
 ◆18年2月期上期(3-8月)の連結経常利益を従来予想の9.5億円→16.1億円に69.7%上方修正。増益率が77.9%増→3.0倍に拡大し、従来の3期ぶりの上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。上期業績の上方修正は7月に続き、2回目となる。既存店売上高が好調に推移し、売上が計画を上回ったことが寄与。コスト削減や経費抑制が奏功し、採算が改善したことも利益を大きく押し上げた。

 エムビーエス <1401> [東証M]  ★6-8月期(1Q)経常は2.2倍増益で着地
 ◆18年5月期第1四半期(6-8月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.2倍の1億円に急拡大して着地。主力の内外装リフォーム工事の受注が伸び、52.8%の大幅増収を達成したことが寄与。採算を重視した受注や販管費の削減なども大幅増益に貢献した。
  上期計画の1.4億円に対する進捗率は70.8%に達しており、業績上振れが期待される。

 大東建託 <1878>   ★上期経常を一転9%増益・最高益に上方修正
 ◆18年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の665億円→810億円に21.8%上方修正。従来の10.3%減益予想から一転して9.3%増益を見込み、5期連続で上期最高益を更新する見通しとなった。手持ち工事が順調に進むなか、工事採算が改善したことが利益を押し上げた。

 ハピネス&D <3174> [JQ]  ★今期経常は17%増で5期ぶり最高益更新へ
 ◆17年8月期の経常利益(非連結)は前の期比4.2倍の4.9億円に急拡大して着地。続く18年8月期も前期比16.9%増の5.8億円に伸び、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期は自社ブランドを中心とした新業態店舗の開発やネット販売の拡大に注力し、3期連続の増収を見込む。
  予想PERが15.3倍→10.4倍に急低下し、割安感が強まった。

 オンリー <3376>   ★今期経常は24%増益、4円増配へ
 ◆17年8月期の連結経常利益は前の期比22.2%増の7.6億円で着地。続く18年8月期も前期比24.3%増の9.4億円に伸びる見通しとなった。今期は首都圏での出店を拡大するほか、低価格のオーダースーツなどの販売を伸ばし、9.1%の増収を見込む。
  業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比4円増の25円に増配する方針とした。予想PERが8.2倍→6.8倍に低下する一方、配当利回りは3.0%に上昇し、割安感が強まった。

 コタ <4923>   ★上期経常を一転21%増益に上方修正
 ◆18年3月期上期(4-9月)の経常利益(非連結)を従来予想の1.8億円→2.9億円に57.8%上方修正。従来の23.0%減益予想から一転して21.4%増益見通しとなった。主力の「コタ アイ ケア」を中心とした利益率の高いトイレタリーの販売が好調だったことが寄与。生産効率の向上に加え、販管費が想定を下回ったことも上振れに貢献した。

 進和 <7607>   ★今期経常は8%増で11期ぶり最高益、4円増配へ
 ◆17年8月期の連結経常利益は前の期比17.5%増の36.4億円で着地。続く18年8月期も前期比8.5%増の39.5億円に伸び、11期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期も自動車関連メーカーの堅調な設備投資需要を背景に、溶接装置などの販売が伸び、7.0%の増収を見込む。
  業績好調に伴い、前期の年間配当を55円→58円(前の期は50円)に増額し、今期も前期比4円増の62円に増配する方針とした。予想PERが13.6倍→11.5倍に低下する一方、配当利回りは2.62%に低下し、割安感が強まった。

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