【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (12月23日記)
伊藤智洋(テクニカルアナリスト)日経平均株価は、11月からのもちあいが下降途中の動きなら、本日の価格が上昇しても、昨日の高値5万0590円を前に上値を抑えられる公算です。
本日は、昨日動いた範囲(4万9982円から5万0590円)で、戻せば売られる展開となるか、昨日の安値4万9982円以下へ下げる動きになると考えられます。
目先の価格が12月12日の高値5万1127円を超えても、11月4日の史上最高値5万2636円が当面の天井になっているという見方は変わりません。
5万1127円を超えずに下げる場合、下降を開始した後は、11月19日の安値4万8235円まで一気に下げる動きになる可能性が出てきます。
5万1127円を超える場合、その後の価格が下げるには、上値の重さを確認する作業を経過する時間が必要になります。
情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。
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