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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):旭ダイヤ、FDK、任天堂

旭ダイヤ <日足> 「株探」多機能チャートより
■旭ダイヤモンド工業 <6140>  1,132円  +133 円 (+13.3%)  本日終値  東証1部 上昇率3位
 旭ダイヤモンド工業 <6140> が続急騰し、年初来高値を更新した。同社は15日、18年3月期の連結経常利益を従来予想の19.1億円→32.2億円に68.6%上方修正。従来の35.1%減益予想から一転して9.3%増益見通しとなったことが買い材料視された。電子・半導体や自動車、機械メーカー向け工具の販売が想定以上に伸びることが寄与。業績上振れに伴い、今期の上期配当を従来計画の3円→6円に増額したことも支援材料となった。なお、年間配当は13円になる。

■FDK <6955>  272円  +31 円 (+12.9%)  本日終値
 FDK<6955>が続急騰で年初来高値を連日更新、時価は長期波動の上値の要衝であった2014年7月につけた高値260円を上抜き、実質的な青空圏に浮上している。選択と集中で成長分野に経営資源の注入を図る富士通グループにおいて、極めて市場拡大余地の大きい車載向け2次電池分野を担当するのが同社で、株価も急速に見直し途上にある。富士通研究所と共同で開発している全固体リチウム電池の今後の展開にも思惑が募っている。

■ベルーナ <9997>  1,121円  +96 円 (+9.4%)  本日終値  東証1部 上昇率6位
 ベルーナ<9997>が4日ぶりに反発。同社は15日取引終了後に、8月度の月次売上高(速報値)が前年同月比10.6%増になったと発表。13カ月連続で前年実績を上回り、前月の伸び率(7.0%増)から拡大したことが好感されたようだ。店舗販売事業がアパレルおよび和装ともに好調で同20.4%増と大きく伸びたほか、ファイナンス事業(同16.8%増)や専門通販事業(同11.6%増)なども堅調だった。

■JPホールディングス <2749>  383円  +30 円 (+8.5%)  本日終値  東証1部 上昇率9位
 JPホールディングス<2749>が出来高を膨らませて続伸、年初来高値更新となった。同社は認可・認証保育所など保育施設を運営する子育て支援の業界最大手。安倍晋三首相は28日召集の臨時国会の冒頭で衆院解散の意向を固めたことが伝わっており、解散・総選挙は10月10日公示、22日投開票の日程で行われる可能性が高まった。そのなか、2019年10月の消費増税を予定通り行い、その引き上げ分を教育無償化や社会保障制度の見直しにあてることを自民党公約に盛り込む方針が報じられている。幼児教育や保育の無償化に対する期待も高まるなか、関連銘柄の代表格である同社株を買う動きを誘発している。

■プレミアムW <2588>  1,350円  +101 円 (+8.1%)  本日終値
 15日に発表した宅配水事業の8月新規契約数は前月比17.3%増の3万4867件に拡大したことが買い材料視された。

■任天堂 <7974>  40,950円  +2,700 円 (+7.1%)  本日終値
 任天堂<7974>は大商いで一時2700円強の上昇をみせ、2008年10月以来約9年ぶりとなる4万円大台回復を果たした。市場では「信用取引を使った個人投資家の参戦が非常に活発なうえ、海外機関投資家などの実需買いも引き寄せている。ニンテンドースイッチの販売が好調で、先行きも明るい。クレディスイス証券が前週末に投資評価をアウトパフォームに引き上げ、目標株価を4万円から5万5000円に大きく引き上げたことで、短期資金の格好のターゲットとなった感がある」(国内ネット証券)と指摘されている。

■さくらインターネット <3778>  869円  +50 円 (+6.1%)  本日終値
 15日、さくらインターネット <3778> が18年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の6500万円→2億円に3.1倍上方修正。減益率が87.1%減→60.4%減に縮小する見通しとなったことが買い材料視された。今期から開始したIoTサービスでモジュール販売が伸び悩み、売上は計画を下回るものの、サーバー設備の更新による効率化に加え、データセンター拠点集約化による賃借料の削減時期が想定より早まることが利益上振れの要因となる。

■TOKYO BASE <3415>  5,870円  +270 円 (+4.8%)  本日終値
 15日、東証がTOKYO BASE <3415> を19日売買分から貸借銘柄に選定すると発表したことが買い材料視された。日証金も19日約定分から貸借銘柄に追加すると発表しており、流動性の向上による売買活発化を期待する買いが向かった。

■ディスコ <6146>  23,200円  +1,030 円 (+4.7%)  本日終値
 ディスコ<6146>が9連騰で一気に株価水準を切り上げており、上場来高値圏を舞い上がる展開にある。半導体関連株が戻り足を一気に強めているが、同社はそのなかでFOWLP関連として法人筋を中心とした幅広い投資家層の実需買いを呼び込んでいる。FOWLPは、本来、後工程の作業である半導体チップのパッケージングを前工程の段階で行うもので、革新的技術として注目されている。昨年秋に、米アップルのiPhone向けで採用され市場が本格的な立ち上がりをみせている。この工程においてチップ切断装置が必須となることで、ディスコは関連有力株としてマークが強まっている。

■オープンハウス <3288>  3,535円  +145 円 (+4.3%)  本日終値
 オープンハウス<3288>が大幅続伸。この日の寄り前、17年9月期の連結業績予想について。営業利益を350億円から365億円(前期比16.5%増)へ、純利益を220億円から240億円(同28.3%増)へ上方修正したことが好感された。足もとの業績が堅調な進捗となっていることに加えて、子会社で法人税などが想定を下回ることが要因としている。なお、売上高は3000億円(同21.4%増)で据え置いている。

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