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【市況】【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 業績相場の必勝セオリー、テーマ株の押しを見逃すなッ!

株式アドバイザー 北浜流一郎

●北朝鮮リスクへの免疫力を増す東京市場

 意外続きの東京市場だが、先週末9月15日の北朝鮮リスク(弾道ミサイル発射)に対する市場の反応。これは驚くべき意外さだった。

 これまで東京市場は、北朝鮮がミサイルを発射したり、核実験を行ったりすると急落してきた。そのため、今回も同様の急落が避けられない――正直私はこう覚悟していたのだが、結果は違った。この原稿を書いている15日の前場時点では小幅高だ。

 小幅下げ程度でも驚くというのに、小幅高なので困惑するほどだ。

 このような展開が示唆しているのは、北朝鮮リスクに対する東京市場の免疫力が強まっている。こういうことになり、喜ばしい限りだ。

 そもそも現在の東京市場は、いわゆる業績相場だ。それが順調に機能するには企業収益の増加が不可欠となるわけだが、この点にはまったく問題がない。

 それに業績好調企業の株価上昇が加速するためには、市場の関心事を冠したテーマがあった方がよいのだが、いまはそれも以下の如くあり過ぎるほどある。

(1)人材不足
(2)リチウムイオン電池
(3)非鉄素材
(4)飲食チェーン店拡大
(5)美容・健康
(6)有機ELなど…

 これだけあれば有望銘柄は選ぶのに苦労するほど数多くあり、それだけ資金を増やすチャンスも増えることになる。

●百花繚乱の有望株、狙い目は…

 しかも好ましいのは、それらの銘柄のほとんどが適度な押しを入れることだ。よく取り上げるダイフク <6383> も、8月末から9月6日にかけては押しを入れていた。

 いまでは簡単に手を出せないほどの水準になっているが、ほんの10日ほど前なら絶好の買い場だったのだ。

 他にも同じような動きになっている銘柄が多数あるのが現在の東京市場である。つまり、浅い押しを見逃さないようにする。これさえ着実、あるいは愚直に実行すれば勝てるのだ。

 そこで、ここでの注目銘柄。まずは浅い調整を入れている日本マクドナルドホールディングス <2702> [JQ]だ。9月12日に5130円の高値をつけたあと利益確定売りに押されて4960円前後まで下げ、下値支持線となる25日移動平均線(4935円)が目前なのだから拾いどころと見る。

 有機EL用タッチパネルセンサーに強い住友化学 <4005> もまだ評価が低い。この会社はリチウムイオン電池向け絶縁体も手掛けているため、株もそれだけ上がりやすい。

 隠れたリチウムイオン電池関連として魅力的なのはホソカワミクロン <6277> だ。小麦から鉱物までなんでも粉にする機械で首位の会社であり、電池製造に不可欠な資材の微細粉末機械の需要が増加するのはまず間違いない。株も当然期待が持てる。

 有機ELでは、出光興産 <5019> も株価低迷中の現在水準で投資して浮上を待ちたい。この会社は有機EL製造に不可欠な発光材料の主力メーカー。株価はすぐには上がらないだろうが、スローぺースながら浮上の確率は高い。

 そして、売り残が買い残を大きく上回っている銘柄にも目を向けておこう。マキタ <6586> 、旭化成 <3407> 、ハウス食品グループ本社 <2810> が興味をそそる。

2017年9月15日 記

株探ニュース

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