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【特集】オロ Research Memo(5):上場により潤沢な資金を保有、無借金経営により自己資本比率87.6%

オロ <日足> 「株探」多機能チャートより

■業績動向

(2) 財務状況と経営指標
貸借対照表を見ると、2017年12月期第2四半期末における総資産は4,958百万円となり、前期末比2,397百万円増加した。内訳を見ると、流動資産が2,411百万円増加する一方、固定資産は横ばいだった。流動資産の増加は、現金及び預金の増加2,752百万円が主であり、株式の上場が要因である。

負債合計は前期末比10百万円減の615百万円となった。内訳としては流動負債、なかでも支払手形及び買掛金の40百万円減の影響が大きい。オロ<3983>は有利子負債がなく無借金経営である。

純資産は前期末比2,408百万円増の4,342百万円と上場による資金調達により大幅に増加した。

経営指標を見ると、中長期の健全性を表す自己資本比率で87.6%という高い水準であるほか、短期の安全性を表わす流動比率も767.4%と一般に健全と言われる200%を大きく超える。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《TN》

 提供:フィスコ

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