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【市況】東京株式(前引け)=反落、ナスダック安が利益確定売り誘発

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 28日前引けの日経平均株価は前日比85円10銭安の1万9994円54銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は9億2791万株、売買代金概算は1兆2041億9000万円。値上がり銘柄数は766、対して値下がり銘柄数は1098、変わらずは156銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は安く始まり、その後も水準を切り下げる展開を強いられた。日経平均は前引け時点で2万円大台を割り込んでいる。前日の米国株市場でNYダウが最高値を更新したものの、ナスダック指数が売られるなどハイテク株安の流れが波及した。内閣支持率が低下傾向にある安倍政権にとって稲田防衛大臣が辞任する意向を固めたと伝わるなど、株式市場にも逆風材料となった。為替市場でも1ドル=111円近辺で円高含みに推移していることも警戒された。

 個別では任天堂<7974>が売られ、東京エレクトロン<8035>も大きく値を下げた。キーエンス<6861>も安い。花王<4452>も下落した。戸田工業<4100>が急反落、東芝<6502>も大幅安。サイバーエージェント<4751>も安い。半面、セイコーエプソン<6724>が買われ、デンソー<6902>も物色人気。オムロン<6645>も活況高。アルパイン<6816>が一時ストップ高に買われ、デクセリアルズ<4980>、ジャフコ<8595>なども値を飛ばした。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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