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【材料】<動意株・25日>(前引け)=ソルクシーズ、ASJ、ブライトパス

ソルクシーズ <日足> 「株探」多機能チャートより
 ソルクシーズ<4284>=急伸。同社は24日取引終了後、17年12月期の連結業績予想の見直しを発表し、最終利益は4億円から5億円(前期比37.7%増)へ増額修正したことが好感された。売上高は134億円(同0.8%増)、営業利益は7億円(同14.2%増)で据え置いた。投資事業組合の運用益拡大で営業外収益は予想を上回る見込みのため、最終利益を増額修正している。

 ASJ<2351>=大幅高。東京証券取引所が25日売買分から信用取引の臨時措置を解除したことに加えて、日本証券金融も同日から貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分にかかる銘柄別増担保金徴収措置を解除すると発表したことを受けて、仕切り直しを意識した短期資金が集中しているようだ。また、第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高5億6000万円(前年同期比6.5%増)、営業利益1100万円(前年同期7900万円の赤字)、純利益400万円(同8000万円の赤字)と営業黒字に転換したことも好材料視されている。既存のクラウドサービスが堅調に推移したことに加えて、本体とのシナジーで子会社の収益化が進んだことが寄与したという。

 ブライトパス・バイオ<4594>=急騰。同社は24日の取引終了後、東京大学と共同で、iPS細胞由来の若返り抗原特異的T細胞に関する基本特許が国内で成立したと発表しており、これを好感した買いが入っている。今回特許が成立した「抗原特異的T細胞の製造方法」は、東京大学医科学研究所の中内啓光教授らの研究成果から生まれ、ブライトパス子会社のアドバンスト・イミュノセラピーが独占的実施権を付与され共同研究を実施しているもの。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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