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【材料】塩野義薬が反発、インフルエンザ薬の第3相試験で主要目的を達成

塩野義 <日足> 「株探」多機能チャートより
 塩野義製薬<4507>が反発。24日の取引終了後、同社が創製した新規キャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害薬「S-033188」に関して、リスク要因を持たない健常のインフルエンザ患者を対象とした第3相臨床試験で主要目的を達成したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

 試験によると、インフルエンザ症状の罹病期間において、プラセボに対する優越性を示し、タミフルと同程度の短縮効果を示したという。また、投薬時点からのウイルス力価(感染性を有するインフルエンザウイルス粒子の指標)の変化量やウイルス排出期間では、プラセボやタミフルに対して優越性を示したほか、安全性についてはタミフルと比較して有意に低い副作用発現率を示したとしており、上市への期待が高まっているようだ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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