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【市況】【↑】日経平均 大引け| 小反発、欧米株高も円高進行で値を消す (7月13日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  20177.28
高値  20183.80(09:03)
安値  20062.27(12:55)
大引け 20099.81(前日比 +1.43 、 +0.01% )

売買高  17億3957万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆9815億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均はわずかながら反発、朝高後に値を消す展開
 2.イエレンFRB議長の議会証言がハト派的内容で米株高に反映
 3.一方で為替はドル売り円買いを誘発し、円高進行が重荷となる
 4.自動車や銀行株などが売られ全体相場の足を引っ張るかたちに
 5.売買代金は連日の2兆円割れ

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは123ドル高と続伸、過去最高値を更新した。イエレンFRB議長の議会証言を受けて今後の利上げペースが緩やかになるとの見方が広がり、ハイテク株中心に買いが優勢だった。

 東京市場では、朝高後に値を消す展開を余儀なくされた。欧米が全面高も円高が嫌気されて日経平均株価はマイナス圏に沈む場面もあった。

 13日の東京市場は、買い優勢も上値の重い展開。前日の欧米株が軒並み高で、米国株市場ではNYダウが最高値を更新、ナスダック指数も大幅高となったが、為替が1ドル=112円台に入る円高となり上値を押さえた。イエレン議長の議会証言がハト派的な発言だったことで米国株市場には追い風となったが、日米金利差拡大を背景とした円の先安観が後退、ドル売り円買いを誘ったことが、自動車など輸出株中心にネガティブに働いた。米長期金利の下落を背景に銀行や保険など金融株にも逆風が吹いた。日経平均は後場マイナス圏に沈む場面もあったが、アジア株が総じて堅調な推移をみせていたこともあって、その後バランスを取り戻し、結局小幅高で着地した。東証1部の売買代金は前日とほぼ同じ水準で、活況の目安とされる2兆円を連日で下回っている。

 個別では、任天堂<7974>がしっかり、東京エレクトロン<8035>も高い。リクルートホールディングス<6098>、NTT<9432>も堅調だった。東天紅<8181>、津田駒工業<6217>が大幅高となり、日本電気硝子<5214>も値を飛ばした。KLab<3656>が買いを集めたほか、リンガーハット<8200>も上昇。熊谷組<1861>、博報堂DYホールディングス<2433>なども物色人気となった。
 半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが軟調だったほか、第一生命ホールディングス<8750>も値を下げた。ブリヂストン<5108>が軟調、アルプス電気<6770>も冴えない。IDOM<7599>、インターアクション<7725>が大幅安となり、東芝<6502>も下落した。ニチコン<6996>、いちご<2337>なども安い。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035> 、中外薬 <4519> 、ソフトバンク <9984> 、スズキ <7269> 、花王 <4452> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約34円。うち18円は東エレク1銘柄によるもの。
 一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファストリ <9983> 、京セラ <6971> 、ファナック <6954> 、ブリヂストン <5108> 、日東電工 <6988> 。押し下げ効果は約23円。

 東証33業種のうち上昇は16業種。上昇率の上位5業種は(1)空運業、(2)サービス業、(3)水産・農林業、(4)情報・通信業、(5)ガラス土石製品。一方、下落率の上位5業種は(1)海運業、(2)ゴム製品、(3)銀行業、(4)保険業、(5)電気・ガス業。

■個別材料株

△日本和装 <2499> [東証2]
 上期経常を38%上方修正。
△農業総研 <3541> [東証M]
 1→2の株式分割やJALとの提携を好感。
△ATAO <3550> [東証M]
 1→3の株式分割を実施。
△ALBERT <3906> [東証M]
 ディープラーニングを獣医療の皮膚病自動判定に活用した実証実験を実施。
△ラクス <3923> [東証M]
 6月売上高は前年同月比25%増と高成長が続く。
△日電硝 <5214>
 上期経常を26倍増益に88%上方修正。
△アトラエ <6194> [東証M]
 AI活用の人材ビジネスで急成長。
△東洋電 <6505>
 今期経常は14%増益へ。
△MSジャパン <6539> [東証M]
 株主優待制度を新設。
△ウッドF <8886> [JQ]
 今期経常は14%増益・10円増配へ。

▲IDOM <7599>
 3-5月期(1Q)経常は23%減益で着地。
▲IIF <6545> [東証M]
 従業員が窃盗の容疑で逮捕される。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)タカタ <7312> 、(2)東天紅 <8181> 、(3)津田駒 <6217> 、(4)ヨシムラHD <2884> 、(5)日電硝 <5214> 、(6)ランド <8918> 、(7)東洋電 <6505> 、(8)RSテクノ <3445> 、(9)IBJ <6071> 、(10)SI <3826> 。
 値下がり率上位10傑は(1)IDOM <7599> 、(2)インターアク <7725> 、(3)Sサイエンス <5721> 、(4)三協立山 <5932> 、(5)ディップ <2379> 、(6)ライドオンE <6082> 、(7)TSIHD <3608> 、(8)日エンター <4829> 、(9)安永 <7271> 、(10)ニチコン <6996> 。

【大引け】

 日経平均は前日比1.43円(0.01%)高の2万0099.81円。TOPIXは前日比0.23(0.01%)安の1619.11。出来高は概算で17億3957万株。値上がり銘柄数は882、値下がり銘柄数は994となった。日経ジャスダック平均は3296.92円(2.39円高)。

[2017年7月13日]

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