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【市況】東京株式(前引け)=小反発、投資家心理改善で買い優勢も上値重い

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 3日前引けの日経平均株価は前週末比26円78銭高の2万60円21銭と小幅反発。前場の東証1部の売買高概算は7億6385万株、売買代金概算は9468億1000万円。値上がり銘柄数は1060、対して値下がり銘柄数は801、変わらずは160銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前週末の米国株市場でNYダウが反発したことや、足もと外国為替市場で1ドル=112円台前半と円安が進行していることから投資家心理が改善、全般は買い戻しが優勢となった。日銀が寄り前に発表した6月の企業短期経済観測調査(短観)は、大企業製造業の業況判断指数(DI)が市場予想コンセンサスを上回ったことも買い安心感につながった。ただ、東京都議選で自民党が大敗したことで安倍政権の先行き不安定化も意識されるなか、上値も重い状況。

 個別ではトヨタ自動車<7203>が堅調、ソニー<6758>もしっかり。土木管理総合試験所<6171>がストップ高に買われ、ジーンズメイト<7448>、芦森工業<3526>も物色人気が続いた。JAC Recruitment<2124>、enish<3667>なども買われた。半面、任天堂<7974>が大商いも軟調、第一三共<4568>も売りに押された。ブイ・テクノロジー<7717>も冴えない。ユニゾホールディングス<3258>が急落、アダストリア<2685>、グリー<3632>なども安い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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