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2017年06月19日15時20分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):KLab、ゼリア新薬、ヤーマン

KLab <日足> 「株探」多機能チャートより
■KLab <3656>  1,877円  +278 円 (+17.4%)  本日終値  東証1部 上昇率2位
 KLab <3656> が3連騰で年初来高値を更新した。16日、同社が「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」の国内ユーザー数が2100万人を突破したと発表したことが買い材料視された。「ラブライブ!」は、“みんなで叶える物語”をキーワードに、アニメーションPV(DVD&BD)付音楽CDのリリースのほか、イベント、雑誌などさまざまなメディアで展開するスクールアイドルプロジェクト。同タイトルはこの一環としてブシロードと共同開発したアイテム課金制のスマートフォン向けゲーム。国内利用者2100万人突破を記念して特別ログインボーナスを実施するという。

■ゼリア新薬工業 <4559>  1,925円  +192 円 (+11.1%)  本日終値  東証1部 上昇率3位
 16日、ゼリア新薬工業 <4559> が発行済み株式数(自社株を除く)の3.39%にあたる180万株(金額で36億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は6月19日から11月2日まで。

■ヤーマン <6630>  10,540円  +940 円 (+9.8%)  本日終値  東証1部 上昇率4位
 ヤーマン<6630>が急伸、年初来高値を更新した。大和証券は16日、同社株のレーティングを新規「2(アウトパフォーム)」でカバレッジを開始した。目標株価は1万200円としている。同社は美容家電のトップランナー。「セルフエステの拡大により美容家電市場が拡大するなか、同ニッチ市場で世界的に評価される銘柄になるポテンシャルを秘めている」という。特に、独自開発してきた美顔器が好調。販路開拓の進展もあり、国内だけでなく、海外での認知度も高まっている。中国をはじめとしたグローバル展開などの効果が中長期的にも企業価値を高めていく、と予想している。

■TOKYO BASE <3415>  4,755円  +345 円 (+7.8%)  本日終値  東証1部 上昇率9位
 TOKYO BASE<3415>の上値追い加速、5連騰で上場来高値を更新した。同社はアパレル業界の勝ち組で国内ブランド・生産に特化したセレクトショップを展開し成長路線をまい進している。営業利益は前の期比ほぼ倍増した17年2月期に続き、18年2月期も36%増の17億5700万円予想と好調でなお上振れ余地が指摘されている。同社は店頭だけでなく、SNSを活用したコーディネート提案などリアルとネットとの融合で顧客ニーズの取り込みに成功している。ROEが38.1%と非常に高いことも魅力となっている。

■東祥 <8920>  5,680円  +350 円 (+6.6%)  本日終値
 16日、東祥 <8920> が9月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。株式分割に伴い、年間配当を従来計画の24円→19円(前期は23円)に修正。年間配当は実質4.2%の増額となることも支援材料。

■ベクトル <6058>  1,876円  +112 円 (+6.4%)  本日終値
 ベクトル<6058>が大幅高で上場来高値に買われた。同社は独立系のPR会社大手で、動画配信などを活用したサービスメニューを強みに中小企業を中心とした広報戦略支援を行う。11年2月期から前17年2月期までの直近7期の年平均成長率(経常利益ベース)が44%という特筆に値する収益拡大路線をまい進、発射台が高くなっているにも関わらず、18年2月期経常利益も前期比37%増の30億円を見込むなど成長性に陰りがない。ROE17%台と高く、株主資本を効率的に活用している企業としても市場の評価を集めている。

■シンフォニア <6507>  420円  +22 円 (+5.5%)  本日終値
 シンフォニアテクノロジー<6507>は大幅反発、年初来高値を更新した。同社は、半導体搬送機器や航空・宇宙関連の電装品、各種制御機器を展開し、再生可能エネルギー(太陽光発電、風力発電)にも参入している。市場で注目材料とされているのは、同社が近畿大学医学部や三重大学医学部と共同で、iPS細胞を培養して増やす際に、発生する目的外の細胞を効率良く取り除く装置を開発している点。この製品の名称は「自動光学式細胞除去装置」。iPS細胞を大量に培養すると、一定の割合で変質した細胞ができてしまう。変質した細胞を、画像解析技術によって見つけ出して、そこに近赤外線レーザーを照射することで、自動的かつ非接触的に除去することを可能にしたもの。早ければ今秋にも販売が開始される見通しだ。同社の18年3月期の連結経常利益は、70億円(前期比28.6%増)と、1989年3月期に達成した過去最高益58億2000万円を29年ぶりに更新する見通しだ。PERは12倍台と割安水準にある。

■ホソカワミクロン <6277>  5,060円  +260 円 (+5.4%)  本日終値
 ホソカワミクロン<6277>が大幅続伸、年初来高値を更新した。16日の取引終了後、自社株取得枠の設定を発表しており、これを好感する買いが入った。20万株(発行済み株式数の2.39%)、10億円をそれぞれの上限としており、取得期間は6月19日から8月31日まで。

■HUG <3676>  1,753円  +90 円 (+5.4%)  本日終値
 ハーツユナイテッドグループ<3676>が反発。前週末16日の取引終了後、本社と子会社2社の移転を発表しており、グループオフィスの集約による経営基盤の強化を期待した買いが入ったようだ。ハーツユナイテッドグループの本社を7月10日付でデジタルハーツの本社所在地である東京オペラシティビル32階に移転し、さらに、9月下旬から同ビル41階に移転する予定のほか、子会社ネットワーク21が9月下旬に東京オペラシティビル41階、フレイムハーツが11月上旬に東京オペラシティビル32階にそれぞれ移転するという。なお、移転費用は18年3月期の業績予想の織り込み済みとしている。

■グレイステクノロジー <6541>  6,870円  +340 円 (+5.2%)  本日終値
 グレイステクノロジー<6541>が続伸。16日の取引終了後に提出された大量保有報告書(変更報告書)で、ひふみ投信などの運用を手がけるレオス・キャピタルワークスの保有割合が直前の7.17%から9.46%に上昇したことが判明しており、需給思惑的な買いが入ったようだ。なお、報告義務発生日は6月12日で、保有目的は純投資としている。

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