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【市況】東京株式(前引け)=小幅反発、閑散相場のなかもやや買い優勢

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 29日前引けの日経平均株価は前日比30円72銭高の1万9717円56銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は6億3995万株、売買代金概算は9078億5000万円。値上がり銘柄数は1114、対して値下がり銘柄数は708、変わらずは187銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前週末の米国株市場が方向感に乏しい動きとなったことや、きょうは米国や英国、中国などの海外市場が休場ということもあって、市場参加者不足なかで売買手控えムードが強い。ただ、外国為替市場で1ドル=111円30~40銭近辺の推移と取引時間中はやや円安含みに推移したことから、下値に対しても抵抗力を発揮した。前場の売買代金は9000億円強と1兆円を大幅に下回る閑散商状だった。

 個別では任天堂<7974>が断トツの商いをこなし続伸、ブイ・テクノロジー<7717>も高い。エムアップ<3661>が連日の急騰をみせるほか、エイチ・アイ・エス<9603>も商いを集め大幅高となった。ブレインパッド<3655>、サイバーエージェント<4751>が買われ、新日本電工<5563>も物色人気に。半面、ソフトバンクグループ<9984>は軟調、新日鉄住金<5401>も冴えない動き。オリンパス<7733>、JR九州<9142>も売りに押された。新日本無線<6911>が急落、ハニーズホールディングス<2792>、ニッケ<3201>も売られた。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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