市場ニュース

戻る
 

【特集】アライドアーキ Research Memo(5):SNSマーケティング領域は成長性の高い有望市場

アライドアキ <日足> 「株探」多機能チャートより

 

■業界環境

アライドアーキテクツ<6081>の業績に影響を及ぼす外部要因には、インターネット広告費やソーシャルメディアをめぐる動向が挙げられる。まず、2016年のインターネット広告費(媒体費及び広告制作費)は1兆3,100億円(前年比13.0%増)と持続的な拡大基調をたどっている。一方、これまで主力となってきたマスコミ4媒体(新聞、雑誌、テレビ、ラジオ)は2兆8,596億円(同0.4%減)と依然大きな構成比を占めるものの、縮小傾向にある(電通<4324>「日本の広告費」より)。今後もマスコミ4媒体からの予算シフトを含め、インターネット広告費は拡大する傾向にあるものと推定される。

また、ソーシャルメディアについては、宣伝部門責任者にとって今後重視したい媒体のトップにランキング(『宣伝会議』2015年6月号より)されており、拡大しているインターネット広告市場の中でも、さらに有望な領域であると考えられる。その背景にはSNS利用者が増えていることが挙げられる。2016年末のSNS利用者は6,872万人(前年比5.9%増)とSNS利用率の高まりとともに増加する傾向にある。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

《TN》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均