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【市況】【↑】日経平均 大引け| 反発、円高一服で買い戻し (3月28日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  19159.07
高値  19203.64(13:03)
安値  19113.44(10:17)
大引け 19202.87(前日比 +217.28 、 +1.14% )

売買高  19億0013万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆4150億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は反発、円高一服で買い戻し
 2.権利取り最終日で配当取り狙いの買いが寄与
 3.機関投資家の配当再投資目的の買いも浮揚効果もたらす
 4.東証1部全体の9割の銘柄が上昇、売買代金も膨らむ
 5.東エレク、SUMCOなど半導体関連の物色人気が再燃

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは45ドル安で8日続落。トランプ大統領の政権運営に対する懸念が強まり、リスク回避の売りが優勢となった。

 東京市場では円高一服などを受けて終始買いが優勢、日経平均株価は途中緩む場面もあったが、引け際買い直されほぼ高値引けとなった。

 28日の東京市場は、リスクオフの巻き戻しで日経平均は反発となった。前日の米国株市場ではNYダウが約5年8ヵ月ぶりとなる8日続落と上昇トレンドに変調をきたしているが、一方でナスダック指数はしっかりした動きを維持した。外国為替市場では1ドル=110円台後半の推移と円高が一服、これが全般買い戻しを誘発した。本日は3月決算企業の配当権利取り最終日にあたり、個人投資家中心に駆け込みのインカムゲインの買いも呼び込んでいる。また、機関投資家が配当再投資で先物に買いを入れたことも、現物市場に浮揚効果をもたらしている。売買代金は2兆4000億円まで膨らみ、東証1部全体の約9割の銘柄が上昇した。

 個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクがしっかり、トヨタ自動車<7203>も反発に転じている。SUMCO<3436>、東京エレクトロン<8035>、信越化学工業<4063>など半導体関連が買われたほか、キーエンス<6861>も上昇した。沢藤電機<6901>は5日連続ストップ高で買い物を残し、日本精線<5659>も活況高に。新日本電工<5563>、日本アジア投資<8518>も物色人気となった。グンゼ<3002>も上値を追った。
 半面、任天堂<7974>が冴えず、すかいらーく<3197>は大きく売られた。KLab<3656>も安い。日本エアーテック<6291>も急反落となった。JR九州<9142>が値を下げ、ライトオン<7445>は大幅安となった。MUTOHホールディングス<7999>、星光PMC<4963>なども安い。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035> 、KDDI <9433> 、京セラ <6971> 、信越化 <4063> 、ファナック <6954> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約49円。
 一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファストリ <9983> 、オークマ <6103> 、ヤマハ <7951> 、横河電 <6841> 、東武 <9001> 。押し下げ効果は約3円。

 東証33業種のうち32業種が上昇し、下落は石油石炭製品のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)鉱業、(2)ゴム製品、(3)ガラス土石製品、(4)金属製品、(5)化学。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)その他製品、(2)陸運業、(3)食料品、(4)小売業、(5)空運業。

■個別材料株

△オーテック <1736> [JQ]
 今期配当を18円増額修正。
△東亜建 <1885>
 非開示だった今期最終は赤字転落も材料出尽くし。
△ブラス <2424> [東証M]
 東証1部への市場変更が確定。
△アウトソシン <2427>
 新株予約権の行使がすべて完了。
△夢の街創造 <2484> [JQ]
 「9~2月期営業64%増益」と報道。
△富士山MS <3138> [東証M]
 6.82%を上限に自社株買いを実施。
△倉庫精 <3578> [東証2]
 丸井織物がTOBで子会社化。
△リソー教育 <4714>
 「18年2月期の経常益は2割増」と報道。
△アイビー <4918> [JQ]
 今期の定価ベース受注額は200億円突破を引き続き材料視。
△寺崎電気 <6637> [JQ]
 「子会社が重油・水の混合燃料を生成する装置を共同開発」と報道。

▲すかいらーく <3197>
 米べインが保有株の一部を売却。
▲MUTOH <7999>
 今期最終を一転赤字に下方修正、配当も3.5円減額。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)沢藤電 <6901> 、(2)デザインワン <6048> 、(3)メディシス <4350> 、(4)新日本電工 <5563> 、(5)日精線 <5659> 、(6)日鉄鉱 <1515> 、(7)WDB <2475> 、(8)アジア投資 <8518> 、(9)トランザク <7818> 、(10)日本電子 <6951> 。

 値下がり率上位10傑は(1)エアーテック <6291> 、(2)小林洋行 <8742> 、(3)OCHIHD <3166> 、(4)すかいらーく <3197> 、(5)ライトオン <7445> 、(6)MUTOH <7999> 、(7)Aエステール <7872> 、(8)セントラルS <4801> 、(9)GMB <7214> 、(10)北の達人 <2930> 。

【大引け】

 日経平均は前日比217.28円(1.14%)高の1万9202.87円。TOPIXは前日比20.44(1.34%)高の1544.83。出来高は概算で19億0013万株。値上がり銘柄数は1804、値下がり銘柄数は153となった。日経ジャスダック平均は3041.48円(6.42円高)。

[2017年3月28日]

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