【市況】東京株式(前引け)=続伸、円安反転など受けて全般切り返す
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京株式市場は、朝方は売り買いを交錯させていたが、その後は買いが優勢となり日経平均株価は次第高の展開となった。取引時間中に外国為替市場で円安方向に傾いたことで、リスクを取る動きが再燃した。値ごろ感からの押し目買いが観測されるほか、オバマケア代替法案が採決される可能性が高まったとの見方も売り方の買い戻しを誘い全体指数を押し上げた。
個別では東芝<6502>が商いを伴い続伸、ファナック<6954>も高い。花王<4452>が買われ、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも上昇した。日本エアーテック<6291>はストップ高となり、GMOクラウド<3788>、新日本電工<5563>も値を飛ばした。ふくおかフィナンシャルグループ<8354>も物色人気。半面、村田製作所<6981>、日本電産<6594>が冴えず、エイチ・アイ・エス<9603>も軟調。KLab<3656>は急落した。コロプラ<3668>、デジタルアーツ<2326>も安い。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)