【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 … パーク２４、ＨＩＳ、新日本電工　(2月28日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の2月27日から2月28日の決算発表を経て3月1日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　パーク２４ <4666>
　17年10月期第1四半期(16年11月-17年1月)の連結経常利益は前年同期比10.6％減の43.5億円に減り、11-4月期(上期)計画の95億円に対する進捗率は45.8％にとどまり、5年平均の52.9％も下回った。

▲No.4　大和コン <3816>
　17年7月期第2四半期累計(16年8月-17年1月)の連結経常利益は前年同期比15.7％減の1億5600万円に減り、通期計画の2億9500万円に対する進捗率は5年平均の56.6％を下回る52.9％にとどまった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4666> パーク２４ 　　東１　　 -3.97 　　2/28　　　1Q　　　-10.58
<9603> ＨＩＳ 　　　　東１　　 -3.42 　　2/28　　　1Q　　　 63.31
<2375> スリープロ 　　東２　　 -2.06 　　2/28　　　1Q　　　 14.49
<3816> 大和コン 　　　ＪＱ　　 -2.03 　　2/28　　上期　　　-15.68
<5563> 新日本電工 　　東１　　 -1.26 　　2/28　本決算　　　147.83

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした3月1日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース