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2017年02月24日15時26分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):住友大阪、リネットJ、モバファク

住友大阪 <日足> 「株探」多機能チャートより
■住友大阪セメント <5232>  451円  -13 円 (-2.8%)  本日終値
 住友大阪セメント<5232>や太平洋セメント<5233>などセメント大手が安い。セメント協会(東京都中央区)が23日に発表した17年度のセメント需要見通しで、国内需要が前年度比3.1%増の4300万トン伸びにとどまるとしたことが弱材料視された。官需は国の17年度公共事業当初予算案は前年並みだが、16年度補正予算の大半が17年度にずれ込むとみられることから増加すると予想。一方、民需は住宅投資は減少が見込まれるが、設備投資は東京オリンピック・パラリンピック関連工事もあり増加基調で、全体ではわずかな減少にとどまるとみている。ただ、16年度は前回予想から130万トン減の4170万トン(15年度比2.3%減)に引き下げており、期待ほどの数値ではないとの見方が強まっているようだ。なお、トクヤマ<4043>、宇部興産<4208>、三菱マテリアル<5711>なども売りが優勢の展開となっている。

■三菱UFJ <8306>  758.4円  -5.8 円 (-0.8%)  本日終値
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>などメガバンクが売り優勢、全体地合い悪を演出する格好となった。米国では前日公表されたFOMC議事要旨を受けて、FRBによる3月の利上げの可能性が足もと後退している。これが米長期金利の低下を招いており、日本のメガバンクも収益機会減少の思惑が株価の重荷となっている。なお、三菱UFJは全米でネットバンキングによる新たなサービスを立ち上げ、個人向け金融サービスを始めることが一部で報道されたが、反応は限定的となっている。

■イフジ産業 <2924>  693円  +100 円 (+16.9%) ストップ高   本日終値
 23日、東証がイフジ産業 <2924> [東証2]を3月2日付で市場1部に指定替えすると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

■リネットJ <3556>  1,268円  +162 円 (+14.7%)  本日終値
 リネットジャパングループ<3556>が反発。この日午前9時に株主優待制度を導入すると発表しており、これを好感した買いが入った。毎年3月末または9月末時点で1単元(100株)以上保有する株主に対して継続保有期間に応じて、NETOFFで利用できる宅配クーポンと買い物券を贈呈するとしており、保有期間2年未満で査定金額1万円アップの買い取りクーポン(買取査定金額3万円以上の場合、3万円未満では1000円アップ)と買い物券1000円分相当、2年以上で査定金額1万5000円アップの買い取りクーポン(買取査定金額3万円以上の場合、3万円未満では1500円アップ)と買い物券1500円分相当をそれぞれ贈呈するとしている。

■モバイルファクトリー <3912>  3,690円  +400 円 (+12.2%) 一時ストップ高   本日終値
 モバイルファクトリー<3912>が前日のストップ高に続いて、この日も一時ストップ高の3990円まで買われた。23日に午後に新作位置情報連動型ゲーム「レキシトコネクト」の正式リリースに先駆けて、事前登録を開始すると発表しており、引き続きこれを好感した買いが入った。「レキシトコネクト」は同社が開発運営し、子会社ジーワンダッシュが配信予定のスマートフォン向け位置情報連動型ゲームで歴史上の英雄達をモチーフにした「イジン」とともに、日本全国で戦国時代さながらの陣取り合戦を楽しむことができるという内容。リリース時には日本全国にある城跡約1000個を網羅し、実際に訪れた歴史遺産をコレクションできるほか、「イジン」のコスチュームやアクセサリーを変更できるのも魅力だという。なお、正式リリースは今春を予定している。

■サイバーステップ <3810>  889円  +80 円 (+9.9%) 一時ストップ高   本日終値
 サイバーステップ<3810>は一時ストップ高まで買われた。同社はきょう、日本最大級の総合ゲームサイト4Gamer.netに、17年内にリリース予定の対戦アクションゲーム「ゲットアンプド モバイル」開発陣のインタビューが掲載されたと発表。これをきっかけに期待感が高まるかたちとなったようだ。「ゲットアンプド モバイル」は、2001年に国内でサービスを開始したPCオンラインゲーム「ゲットアンプド」のアクション性をそのままに、iOSおよびAndroidに実現した本格的な対戦アクションゲーム。「ゲットアンプド」は韓国で1000万人、中国や台湾、香港でそれぞれ500万人以上がプレーし、その他の地域もあわせると累計で3000万人を超えるプレーヤ―に楽しまれた実績がある。

■アプリックス <3727>  476円  +30 円 (+6.7%)  本日終値
 23日、アプリックスIPホールディングス <3727> [東証M]が非開示だった業績見通しを発表。17年12月期の業績予想は連結営業損益が1200万円の黒字(前期は9億2900万円の赤字)と6期ぶりに黒字浮上する見通しを示したことが買い材料視された。今期は自社IoTモジュールを搭載した浄水器、空気清浄機の販売開始やアプリ・クラウド関連サービスの売上増加で、テクノロジー事業は60%増収を見込む。前期に引き続き固定費の削減や業務の効率化を進め、黒字浮上を目指す。なお、テクノロジー事業に経営資源を集中するため、3月末に出版子会社3社を売却する。

●ストップ高銘柄
 カナミックネットワーク <3939>  5,430円  +700 円 (+14.8%) ストップ高   本日終値
 など、4銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

株探ニュース

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