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【材料】東芝の下値模索続く、米原発事業に絡む半導体分社化で思惑錯綜

東芝 <日足> 「株探」多機能チャートより
 東芝<6502>は売り優勢で始まった。米原発事業において最大7000億円規模の損失となる可能性が取り沙汰されているが、そうしたなか、同社は半導体事業を分社化して新会社の一部株式を海外投資ファンドに売却し、損失を穴埋めする方向で入札手続きを開始したことが一部報じられている。英投資ファンド「ペルミラ」や米ファンド「ベインキャピタル」などが応札に意欲を示し、東芝側は数千億円での売却を見込むとも伝わっており、その行方に市場の関心が集まっている。前日は一時ストップ安近辺まで売られるなか、売買代金は1500億円超をこなし東証1部上場企業のなかで断トツだった。きょうも短期リバウンドを狙った資金を巻き込み大商いが予想される。 

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2017年01月20日 09時17分

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