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2017年01月19日16時46分

【市況】【↑】日経平均 大引け| 大幅続伸、円安進行で1万9000円台回復 (1月19日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  19082.83
高値  19122.39(09:38)
安値  18982.13(12:43)
大引け 19072.25(前日比 +177.88 、 +0.94% )

売買高  22億5444万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆2666億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は1万9000円台を回復、終始買い優勢
 2.イエレンFRB議長の講演を受けた円安進行を好感
 3.先物主導で上昇も、トランプ大統領就任控え上値に重さ
 4.輸出関連中心に主力株が買われる
 5.東芝は5000億円を超える巨額損失思惑から急落

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは22ドル安と4日続落。原油安やトランプ次期政権の経済政策を巡る不透明感から売りが優勢だった。

 東京市場では、為替が再び円安方向に振れたことなどを背景に終始買い優勢の展開で、日経平均株価は大幅に続伸し1万9000円台を回復した。

 19日の東京市場は、リスク選好の流れに乗って大幅続伸となった。前日の米国株市場ではNYダウが4日続落したものの引けにかけ戻り足をみせるなど、押し目買い意欲が反映された地合いだった。また、イエレンFRB議長が講演で2018年末までに利上げは年2、3回と明言したことが日米金利差拡大の思惑につながり、ドル買い円売りの動きを誘発、1ドル=114円台後半まで円安が進んだことが主力株中心に追い風となった。先物主導の裁定買いも加わって、日経平均は200円を超える上昇をみせる場面もあった。ただ、あす20日にトランプ氏の大統領就任会見を控え、これを見極めたいとの思惑から、上値も引けにかけて重さがみられた。東証1部の売買代金は活況の目安とされる2兆円を3日連続で上回った。

 個別では、円安を背景にトヨタ自動車<7203>が買い直されたほか、ファナック<6954>が高く、任天堂<7974>もしっかり。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>をはじめメガバンクも買いが優勢だった。松竹<9601>が大幅高、商船三井<9104>も買いを集めた。モバイルクリエイト<3669>が買われ、熊谷組<1861>も上昇。このほか、日本電子<6951>、アドソル日進<3837>なども高い。
 半面、東芝<6502>は損失幅が5000億円超となる可能性が報じられ急落、一時ストップ安近辺まで値を下げる場面があった。大塚ホールディングス<4578>、セブン&アイ・ホールディングス<3382>などが軟調、ディー・エヌ・エー<2432>も売りに押された。ジーンズメイト<7448>も急反落、日本航空電子工業<6807>、さくらインターネット<3778>も安い。

 日経平均への寄与度上位5銘柄はファナック <6954> 、ソフトバンク <9984> 、ホンダ <7267> 、テルモ <4543> 、KDDI <9433> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約57円。
 一方、マイナス寄与の上位5銘柄はセブン&アイ <3382> 、ファストリ <9983> 、東芝 <6502> 、ディーエヌエ <2432> 、明治HD <2269> 。押し下げ効果は約9円。

 東証33業種のうち30業種が上昇し、下落は鉱業、石油石炭製品、小売業の3業種。上昇率の大きかった上位5業種は(1)海運業、(2)銀行業、(3)水産・農林業、(4)パルプ・紙、(5)輸送用機器。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)医薬品、(2)食料品、(3)不動産業、(4)建設業、(5)その他金融業。

■個別材料株

△省電舎 <1711> [東証2]
 太陽光発電設備メンテナンス事業を開始。
△トライSTG <2178> [東証M]
 1→4の株式分割を実施。
△クロスプラス <3320> [東証2]
 今期経常を32%上方修正、2期ぶり2円で復配。
△JCRファ <4552>
 血液脳関門通過型ハンター症候群治療酵素製剤の治験を3月開始。
△イマジニア <4644> [JQ]
 子会社が「LINE GAME」上でサービス提供。
△USS <4732>
 中古車オークションのジェイ・エー・エーを子会社化。
△JCU <4975>
 「17年3月の営業利益は前期比1割増の55億円弱」と報道。
△デジタルアイ <6533> [東証M]
 前期経常を12%上方修正・最高益予想を上乗せ。
△原田工業 <6904> [JQ]
 ヨコオとの特許権侵害訴訟で和解成立。
△東電HD <9501>
 「社債発行再開へ」と報道。

▲東芝 <6502>
 「米原発事業の損失5000億円超も」と報道。
▲タカタ <7312>
 「有力スポンサー2陣営が法的整理検討」と報道。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)サクセスHD <6065> 、(2)モバクリ <3669> 、(3)松竹 <9601> 、(4)ダイセキS <1712> 、(5)山一電機 <6941> 、(6)日本電子 <6951> 、(7)巴工業 <6309> 、(8)レオン <6272> 、(9)KHネオケム <4189> 、(10)名村造 <7014> 。

 値下がり率上位10傑は(1)タカタ <7312> 、(2)東芝 <6502> 、(3)ジンズメイト <7448> 、(4)航空電子 <6807> 、(5)デザインワン <6048> 、(6)インタワクス <6032> 、(7)さくらネット <3778> 、(8)U-NEXT <9418> 、(9)かどや製油 <2612> 、(10)カーボン <5302> 。

【大引け】

 日経平均は前日比177.88円(0.94%)高の1万9072.25円。TOPIXは前日比14.29(0.94%)高の1528.15。出来高は概算で22億5444万株。値上がり銘柄数は1546、値下がり銘柄数は364となった。日経ジャスダック平均は2787.80円(1.48円高)。

[2017年1月19日]

株探ニュース
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