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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):カバー、ファストリ、ノート

カバー <日足> 「株探」多機能チャートより
■カバー <5253>  1,904円  +186 円 (+10.8%)  本日終値
 カバー<5253>が続伸。同社は8日、サイバーエージェント<4751>子会社のQualiArtsと共同開発しているスマートフォン向けゲーム「hololive Dreams(ホロライブドリームス)」を全世界で同時リリースすることが決まったと正式に発表。期待感が高まる形となったようだ。ホロライブドリームスは、女性VTuberグループ「ホロライブ」所属の総勢50人以上のタレントが参加するホロライブ初の公式スマートフォン向けゲーム。今後さまざまな情報を順次公開していくという。

■ファーストリテイリング <9983>  62,750円  +6,050 円 (+10.7%)  本日終値  東証プライム 上昇率2位
 ファーストリテイリング<9983>が急反発。8日の取引終了後に、26年8月期の連結業績予想について、売上高を3兆7500億円から3兆8000億円(前期比11.7%増)へ、営業利益を6100億円から6500億円(同15.2%増)へ、純利益を4350億円から4500億円(同3.9%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各260円の年520円から中間・期末各270円の年540円(前期500円)に引き上げたことが好感された。足もとで国内ユニクロ事業や海外ユニクロ事業が好調に推移し、10月に発表した業績予想を大幅に上回って推移していることから業績予想を引き上げた。国内では期を通してスウェットやバギーカーブジーンズなどの秋物商品、通年商品が売り上げを牽引。一方海外では、韓国、東南アジア・インド・豪州地区、北米、欧州が2ケタの増収増益となったほか、グレーターチャイナが2ケタの増益となったことが貢献した。なお、同時に発表した第1四半期(9~11月)決算は、売上高1兆277億円(前年同期比14.8%増)、営業利益2109億1400万円(同33.9%増)、純利益1474億4500万円(同11.7%増)だった。同時に、25年12月度の国内ユニクロ売上速報を発表しており、既存店とEコマースを合わせた売上高は前年同月比6.6%減と3カ月ぶりに前年実績を下回った。気温が高く推移したことで冬物商品の需要が盛り上がらず販売に苦戦した。客単価は同4.0%増となったものの、客数が同10.2%減と落ち込んだ。

■note <5243>  1,950円  +152 円 (+8.5%)  本日終値
 note<5243>は5連騰。昨年12月中旬を境に戻り足を鮮明とし、5日移動平均線を足場にきょうまで直近10営業日で9勝1敗と上値指向の強さが際立つ。個人が文章や画像、漫画、動画、音楽といったコンテンツを投稿・販売するプラットフォームの運営を手掛けており、昨年11月に韓国ネイバーと資本・業務提携することを発表し、業容拡大に向けた動きも加速している。なお、これに先立って昨年1月に米グーグルとの資本・業務提携を行っていることは要注目ポイント。性能やコストでチャットGPT(GPT―5)を総合的に上回るといわれるグーグルの最新AIモデル「Gemini(ジェミニ)3」が世界的に脚光を浴びるなか、同社は株式市場でもグーグル連合の“勝ち組銘柄”として波状的な投資資金流入が観測される。 足もとの業績も絶好調で25年11月期は売上高が前期比25%増の41億2500万円、営業利益は同3.8倍の2億円を見込むが、26年11月期も売上高、利益ともに大幅な成長が続くとの見方が強いようだ。そうしたなか、来週明け13日に通期決算発表を控えており、個人投資家を中心とした短期資金による決算プレー(好決算を先取りしようという買い)を呼び込んでいる。

■アストロHD <186A>  769円  +51 円 (+7.1%)  本日終値
 アストロスケールホールディングス<186A>が大幅高で、75日移動平均線を絡めた中段もみ合いを一気に上放れてきた。スペースデブリ(宇宙ゴミ)の除去を手掛けるほか、人工衛星の軌道上サービスを行うベンチャー。業績は営業赤字が続いているものの、トップラインの伸びが顕著で、26年4月期の売上高は前期比倍増を見込む。そうしたなか、8日取引終了後、同社の米子会社が米国航空宇宙局(NASA)の宇宙望遠鏡「Habitable Worlds Observatory(HWO)」への軌道上サービス提供の可能性を調査する新規案件に採択されたことを発表。NASAとの初の直接契約となる見込みで、これが株価を強く刺激する格好となった。

■OSG <6136>  2,498円  +127 円 (+5.4%)  本日終値  東証プライム 上昇率8位
 OSG<6136>は大幅高で7日続伸し、昨年来高値を連日更新した。8日の取引終了後、25年11月期の連結決算の発表にあわせて、26年11月期の通期業績予想を発表した。売上高予想を1650億円(前期比2.7%増)、営業利益予想を220億円(同8.2%増)とした。切削工具メーカーとあって、自動車関連での需要の先行き不透明感がくすぶるなかにあって、増益予想を示したことを受け売り方の買い戻しを誘発。上昇率は一時6%を超えた。想定為替レートは期中平均で1ドル=150円、1ユーロ=170円とした。同社は中期経営計画において、ネジ穴ドリルのタップのシェア拡大や微細・精密加工用工具の新製品の投入などによる事業拡大策を掲げており、今期も海外市場でのシェアアップやグローバルの大手ユーザーの開拓を進める方針。年間配当予想は84円(前期は記念配当28円を含めて88円)とした。25年11月期は売上高が1606億1900万円(前の期比3.3%増)、営業利益が203億3000万円(同7.7%増)になった。OSGは株主還元方針の変更も公表。変更前は配当方針について連結配当性向35%以上としていたが、今期から連結配当性向45%またはDOE(自己資本配当率)3.5%で算出された配当額の高い方とする。

■放電精密加工研究所 <6469>  3,075円  +154 円 (+5.3%)  本日終値
 放電精密加工研究所<6469>が大幅続伸で新値追い。同社は8日取引終了後、26年2月期第3四半期累計(3~11月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比2.7倍の8億5700万円となり、通期計画の8億円を超過した。売上高は同14.0%増の105億1900万円で着地。主力の放電加工・表面処理事業で、航空エンジン部品の生産量が回復したほか、防衛予算の拡大を背景に防衛装備品の需要が増加したことなどが寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。

■くすりの窓口 <5592>  2,925円  +132 円 (+4.7%)  本日終値
 くすりの窓口<5592>は続伸。この日、運営する電子お薬手帳アプリ「EPARK お薬手帳」の累計ダウンロード(DL)数が700万を突破したと発表したことが好感された。「EPARK お薬手帳」は薬情報、ワクチン接種歴、ヘルスケア情報の登録や閲覧をはじめ、処方箋の調剤薬局への事前送信などの機能を搭載したアプリ。同社では継続的な機能向上に取り組むことで、更なる利用拡大を図っている。

■スギホールディングス <7649>  3,692円  +164 円 (+4.7%)  本日終値
 スギホールディングス<7649>が切り返し急。同社は8日の取引終了後、26年2月期第3四半期累計(3~11月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比18.2%増の7501億2700万円、営業利益は同18.7%増の341億3700万円、最終利益は同87.1%増の356億6700万円だった。いずれも会社側の予算に対して実績は上回って着地した。更に、トライアルホールディングス<141A>との包括的協業の開始で基本合意したとも発表。堅調な業況への評価に協業効果への期待が加わり、買いが集まった。3~11月期は調剤事業が好調に推移し業績を牽引した。トライアルとの協業に関しては、スギ薬局の調剤薬局をテナントとしてトライアル店舗に展開することや、トライアルの即食商品のスギ薬局への提供、トライアルの店舗運営プラットフォーム「GO システム」によるスギ薬局の店舗オペレーションの効率化とリテールテックの相互導入、両社のプライベートブランド商品の相互供給などを柱とする。

■IHI <7013>  3,235円  +104 円 (+3.3%)  本日終値
 IHI<7013>が5日続伸。年明け以降、地政学的リスクの高まりを背景に防衛関連の一角として買われているが、この日はCO2と水素を原料としたSAF(持続可能な航空燃料)を試験装置規模で合成することに成功したと発表しており、これを好材料視した買いが入った。合成したSAFは、世界的な航空燃料評価機関である米国ワシントン州立大学で評価を受けた結果、航空機用代替ジェット燃料として良好な特性を有していることが確認されたとしており、同社では今後も、効率的かつ安定的なSAF製造技術の早期確立に向けて開発を推進するとしている。

■アークス <9948>  3,430円  +85 円 (+2.5%)  本日終値
 アークス<9948>が反発。同社は8日の取引終了後、26年2月期第3四半期累計(3~11月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比3.4%増の4647億7100万円、最終利益は同20.6%増の84億9800万円だった。9~11月期では最終利益は約36%増となっている。同社は北海道を地盤として食品スーパーを展開。物価高を背景に消費者の節約志向が強まるなかで、堅調な業績を示したことが評価された。既存店の客数は9月のみ前年割れとなったものの、それ以外は前年を上回って推移した。また、3~11月期の1人当たりの買い上げ点数は同2.0%減となったが、9~11月期は同1.4%減と改善傾向を示している。3~11月期の客単価は同2.6%増。店舗改装に関連する費用の節減を通じて販管費の増加を抑え、2ケタ増益を確保した。

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