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2017年01月18日16時57分

【市況】【↑】日経平均 大引け| 3日ぶり反発、円高一服で売り一巡後に切り返す (1月18日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  18753.96
高値  18941.24(14:36)
安値  18650.33(10:03)
大引け 18894.37(前日比 +80.84 、 +0.43% )

売買高  18億1826万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆2282億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は3日ぶり反発、売り一巡後に切り返す
 2.円高一服を横目に、先物主導で後場プラス圏に浮上
 3.英国EU強硬離脱懸念とトランプ保護主義政策を前に気迷い
 4.鉄鋼セクターなどに買いが集まり全体相場をささえる
 5.個別株は売買交錯で、値上がり銘柄数と値下がりがほぼ一致

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは58ドル安と3日続落。トランプ次期米大統領の経済政策への不透明感から金融株中心に売りが優勢だった。

 東京市場では、朝方は海外株安の流れや円高を嫌気して日経平均株価は続落歩調で始まったが、売り一巡後は押し目買いが優勢となり、後場後半にプラス圏に浮上した。

 18日の東京市場は、安く始まったもののその後は下値を拾う動きが優勢となった。英国のEUからのハードブレグジット懸念で金融市場が動揺、また、トランプ次期米大統領のドル高牽制発言などが円高を誘発し朝方は外国為替市場で1ドル=112円台に入るなど急速な円高が嫌気され、運用リスクを回避する展開。しかし売り一巡後は一貫して戻り歩調となり、後場はドルが買い戻され円高一服となるのを横目に、先物主導でプラス圏に切り返した。業種別では、鉄鋼株の上昇が目立ったほか、石油株なども買われた。本日の日経平均は前場と後場で視界が変わる上下に荒い高い展開となったが、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数がほぼ同数という珍しい現象にも、足もとの気迷い相場が映し出されている。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984>が堅調、信越化学工業<4063>も買われた。東京製鉄<5423>が急伸、新日鉄住金<5401>、ジェイ エフ イー ホールディングス<5411>なども上値追いとなった。富士重工業<7270>が朝安後に切り返し、JXホールディングス<5020>も値を上げた。前日ストップ高のジーンズメイト<7448>が人気を継続、イー・ガーディアン<6050>も高い。竹内製作所<6432>も上昇した。
 半面、任天堂<7974>が小安く、武田薬品工業<4502>も軟調。エイチ・アイ・エス<9603>が値を下げ、パソナグループ<2168>、ダイヘン<6622>なども安い。電通<4324>が下値模索の展開となったほか、タカタ<7312>も下落、日本航空電子工業<6807>も売りに押された。

 日経平均への寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、信越化 <4063> 、ソフトバンク <9984> 、ファナック <6954> 、ダイキン <6367> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約44円。
 一方、マイナス寄与の上位5銘柄は電通 <4324> 、アステラス <4503> 、テルモ <4543> 、ユニファミマ <8028> 、武田 <4502> 。押し下げ効果は約15円。

 東証33業種のうち上昇は25業種。上昇率の上位5業種は(1)鉄鋼、(2)海運業、(3)石油石炭製品、(4)水産・農林業、(5)鉱業。一方、下落率の上位5業種は(1)ゴム製品、(2)医薬品、(3)サービス業、(4)食料品、(5)精密機器。

■個別材料株

△ヨシムラHD <2884> [東証M]
 3-11月期経常は通期計画超過を引き続き材料視。
△テリロジー <3356> [JQ]
 フィスコグループと業務提携。
△山王 <3441> [JQ]
 「水素製造技術」の特許取得を引き続き材料視。
△サイステップ <3810> [東証M]
 スマホゲーム開発でサンリオ <8136> とライセンス締結。
△イオンファン <4343>
 12月既存店売上高は9.7%増。
△MORESC <5018>
 「来年から曲がる太陽電池を量産」と報道。
△平田機工 <6258> [JQ]
 自動車関連の大型受注を複数獲得。
△東芝 <6502>
 「半導体事業分社化」と報道。
△富士電機 <6504>
 「19年3月期メドに配当性向30%に引き上げ」と報道。
△ストライダーズ <9816> [JQ]
 株主優待制度を新設。

▲キタムラ <2719> [東証2]
 「来月末までに20店以上閉鎖」と報道。
▲ヒロセ通商 <7185> [JQ]
 12月営業収益が4ヵ月ぶりに前年割れ。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)デザインワン <6048> 、(2)ネクステージ <3186> 、(3)インタワクス <6032> 、(4)シュッピン <3179> 、(5)ランド <8918> 、(6)東京製鉄 <5423> 、(7)サクセスHD <6065> 、(8)新日鉄住金 <5401> 、(9)光世 <8617> 、(10)ダイニック <3551> 。

 値下がり率上位10傑は(1)アルビス <7475> 、(2)APカンパニ <3175> 、(3)システムリサ <3771> 、(4)東天紅 <8181> 、(5)タカタ <7312> 、(6)ミライアル <4238> 、(7)UMCエレ <6615> 、(8)パソナG <2168> 、(9)サムコ <6387> 、(10)岩崎通 <6704> 。

【大引け】

 日経平均は前日比80.84円(0.43%)高の1万8894.37円。TOPIXは前日比4.76(0.32%)高の1513.86。出来高は概算で18億1826万株。値上がり銘柄数は929、値下がり銘柄数は928となった。日経ジャスダック平均は2786.32円(3.10円高)。

[2017年1月18日]

株探ニュース

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