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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):ユニプレス、GMO-PG、安川電

ユニプレス <日足> 「株探」多機能チャートより
■ユニプレス <5949>  2,277円  +36 円 (+1.6%)  本日終値
 ユニプレス<5949>が堅調。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が17日付で、投資判断「ニュートラル」を継続しつつ、目標株価を2200円から2600円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。12月以降の為替前提を1ドル=115円などに変更したことに加えて、振れの大きかった米州も収益は順調に改善基調にあるとして、17年3月期の営業利益予想を195億円から210億円へ、18年3月期を同215億円から230億円へ上方修正したことが要因。ただ、不透明感の残る中国やメキシコへの売上依存度の高さから、当面の株価の上値は重いとみているという。

■イオンファンタジー <4343>  3,335円  +50 円 (+1.5%)  本日終値
 17日、イオンファンタジー <4343> が月次業績を発表。12月の既存店売上高が前年同月比9.7%増と2ヵ月ぶりに前年実績を上回ったことが買い材料視された。商品売上が19.0%増と好調だったほか、遊戯施設売上が9.7%増、遊戯器械売上は7.5%増だった。また、曜日調整後の既存店前年比は昨年3月以降10ヵ月連続で前年を上回っている。

■GMO-PG <3769>  5,390円  +70 円 (+1.3%)  本日終値
 GMOペイメントゲートウェイ<3769>が大幅続伸。同社は17日、Inagora(インアゴーラ、東京都港区)が運営する中国向け越境ECプラットフォーム「ワンドウプラットフォーム」の取り扱いを開始したことを明らかにした。ワンドウプラットフォームは、日本のEC事業者と中国の消費者を結ぶBtoBtoCの越境ECプラットフォーム。ワンドウプラットフォームに登録された商品は、インアゴーラが運営するショッピングアプリ「ワンドウ」をはじめ、中国大手ECサイトの「淘宝」や「京東」などの提供するショッピングアプリを通じて中国消費者に販売される。

■安川電機 <6506>  1,905円  +23 円 (+1.2%)  本日終値
 安川電機<6506>が反発。この日、中国生産子会社の安川電機(瀋陽)に第3工場を新設すると発表しており、増産効果による業績への寄与を期待した買いが入っているようだ。中国市場でのサーボモーターやサーボアンプの需要増に対応するのが狙いで、延べ床面積1万4000平方メートルの建物で、18年春の稼働開始を予定しているという。

■UTグループ <2146>  957円  +11 円 (+1.2%)  本日終値
 UTグループ<2146>がしっかり。17日の取引終了後、派遣先企業で即戦力となるエンジニアを育成し、社員のキャリア形成を支援するための施設として「UT Advanced Career Center」(UTACC)を東京都品川区東五反田に開設したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。UTACCは、エンジニア未経験の製造現場で働く社員や、エンジニアを志望する求職者、さらに新たなスキルの習得やライセンスを取得したい意欲を持った社員に対して、実践的な職業訓練の場を提供することでキャリア形成をより一層推進し、派遣先企業へ即戦力となりうるエンジニア人材を提供することが目的。特に設計・開発エンジニア、システムエンジニア、建設エンジニアなどの人材育成を図る予定で、人材確保に貢献するとの見方が強まっているようだ。

■沢井製薬 <4555>  6,080円  -180 円 (-2.9%)  本日終値
 沢井製薬<4555>が続落。大和証券は同社株のレーティングを「3(中立)」から「4(アンダーパフォーム)」へ引き下げた。目標株価は9000円から5400円に見直した。足もとの後発薬品市場の拡大ペースが想定以下とみており、17年3月期の連結営業利益は従来予想252億円から235億円(会社予想235億円)、18年3月期は同278億円から265億円に引き下げている。また、政府は18年度に薬価制度を抜本的に変更する予定。同証券では、「抜本改革の最大の目的は国民負担軽減。もう一つの目的であるイノベーション推進と相反しにくい後発薬は、様々な手法によって価格引き下げが図られる公算大」とみている。

■ブロンコビリー <3091>  2,829円  -80 円 (-2.8%)  本日終値
 ブロンコビリー<3091>が急反落。17日取引終了後、17年12月期の単独業績予想を発表し、売上高は205億円(前期比13.8%増)、営業利益は30億8000万円(同11.8%増)、最終利益は22億円(同16.8%増)を見込むも、営業利益を36億円程度とする市場予想に届かなかったことから失望売りに押されている。「デジタルサイネージ」や「ジェラートバー」などを設置し店内で食事の楽しさの演出を強化するほか、インターネットを活用した販促企画の拡充で来店客数の向上を図る。また、「2020年200店舗」の実現に向けて積極的な出店とエリアを拡大していく。なお、16年12月期は売上高180億1000万円(前の期比13.1%増)、営業利益27億5400万円(同12.5%増)、最終利益18億8300万円(同15.8%増)で着地した。

■ホギメディカル <3593>  6,720円  -170 円 (-2.5%)  本日終値
 ホギメディカル<3593>が大幅続落。大和証券が17日付で、投資判断を「3」から「4」とし、目標株価を6620円から6200円へ引き下げたことが弱材料視されている。主力の「キット用品」の伸長率が四半期を追うごとに徐々に弱くなっており、17年3月期の営業利益予想を78億7000万円から76億5000万円(前期比12.9%減)へ引き下げている。また、18年3月期は同60億円と2割強の営業減益を想定している。

■GMO-CH <7177>  828円  -12 円 (-1.4%)  本日終値
 GMOクリックホールディングス<7177>が3日続落。FX大手の同社が17日発表した12月の営業収益は前年同月比22.3%減の19億6200万円と冴えなかった。

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