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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):トヨタ、ITbook、リネットJ

トヨタ <日足> 「株探」多機能チャートより
■トヨタ自動車 <7203>  7,049円  -48 円 (-0.7%)  本日終値
 トヨタ自動車<7203>やマツダ<7261>が反落。5日の東京為替市場では午前9時過ぎから円高が進行。一時1ドル=116円56銭と前日午後5時時点に比べ1円40銭前後の大幅なドル安・円高となっている。トヨタは、前日は全般相場の上昇にも乗り値を上げたが、この日は為替の円高を警戒する売りが優勢となっている。

■王将フードサービス <9936>  4,415円  -30 円 (-0.7%)  本日終値
 王将フードサービス<9936>が反落。4日の取引終了後に発表した12月度の月次売上高(速報)で、既存店売上高が前年同月比2.0%減と3カ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気されている。平年に比べて雨の日が多かったことから、客数が同2.2%減と落ち込んだことが足を引っ張ったようだ。

■新華HD <9399>  214円  +50 円 (+30.5%) ストップ高   本日終値
 4日、東証が新華ホールディングス・リミテッド <9399> [東証2]について、上場廃止の猶予期間から解除すると発表したことが買い材料視された。昨年12月における月間平均および月末の時価総額が10億円以上となり、東証の時価総額の上場廃止基準に該当しないこととなったため。発表を受けて、上場維持の決定を好感する買いが殺到した。

■ITbook <3742>  480円  +80 円 (+20.0%) ストップ高   本日終値
 ITbook<3742>がストップ高。全般相場マイナンバー関連銘柄として再脚光を浴びているようだ。昨年1月に利用がスタートしたマイナンバー制度に関しては、番号通知やマイナンバーカード交付などの導入第1ステージは完了したが、本格的な利活用はこれからが本番といえ、関連するビジネスも広がりが期待されている。関連する銘柄のビジネスチャンス拡大も引き続き期待できることから、同社やジャパンシステム<9758>、ラック<3857>、FFRI<3692>などにも物色人気が波及している。

■リネットJ <3556>  4,480円  +700 円 (+18.5%) ストップ高   本日終値
 リネットジャパングループ<3556>やセグエグループ<3968>、グレイステクノロジー<6541>など直近IPO銘柄が高い。この日は為替が円高方向に振れ、日経平均株価が反落し、手掛かり材料難となるなか直近IPO銘柄に物色のホコ先が向かっている様子だ。リネットジャパンはストップ高に急伸。同社はインターネット上でリサイクルショップを展開しており12月20日に東証マザーズに上場。公開価格(1830円)を約93%上回る3530円で初値をつけ、その後3000円台を中心に一進一退が続いたが、この日一気に見直し買いが流入した格好だ。ネットワークセキュリティー製品の設計販売を手掛けるセグエグループや製品マニュアルをはじめとする技術文書の作成、翻訳やコンサルティングなどを手掛けるグレイステクも買われている。

■マイネット <3928>  3,430円  +501 円 (+17.1%) ストップ高   本日終値
 マイネット<3928>がストップ高。12月27日に100%子会社のC&Mゲームスが、enish<3667>が提供しているスマートフォンゲーム「ドラゴンタクティクス」について、タイトル買取契約を締結したと発表したことなどを契機に、株価は急伸している。いちよし経済研究所は12月29日に同社の業績急拡大を予想するリポートを出している。特に「11月よりクルーズ<2138>から買収したゲーム事業の寄与が始まっている」と指摘。これを受け、同証券では17年12月期の連結営業利益を従来予想8億5000万円から15億円、18年12月期は19億円と大幅増益を見込んでいる。

■都築電気 <8157>  644円  +69 円 (+12.0%)  本日終値
 都築電気<8157>が後場急伸し、昨年来高値を更新した。同社はきょう午後2時過ぎに、グループ73社を傘下に持つ麻生(福岡県飯塚市)と資本・業務提携することで合意したと発表。これが材料視されているようだ。今回の提携は、麻生グループが持つ医療・介護関連などの事業ノウハウおよび顧客基盤と、都築電気が持つICT技術や医療事業者向けの商品ラインアップおよび全国規模の営業拠点網を掛け合わせることで、両社の企業価値をさらに向上させることが主な目的。また、信頼関係を強固なものとするため、都築電気が自社で保有する普通株式230万株(自己株式処分後の発行済み株式総数の8.96%)を、自己株式処分により麻生が取得することでも合意している。

■ウィルグループ <6089>  745円  +67 円 (+9.9%)  本日終値  東証1部 上昇率3位
 ウィルグループ<6089>が大幅続伸、株式分割考慮で実質最高値圏をまい進。年明けから大口の買いが流入し動きを一変させている。同社は家電量販店や携帯電話販売店向けにスマートフォン販売支援の人材を派遣するサービスを主力に、コールセンターや食品工場製造ライン向けにも展開、企業の求人需要の高さを背景に高成長途上にあり、特にトップライン(売上高)の伸びが際立つ。自社の正社員を派遣スタッフとセットで派遣し労務管理で強みを発揮する「ハイブリッド派遣」で顧客企業の信頼性を確保し業績を伸ばしている。ROEは20%を超えており、M&Aを活用した業容拡大にも前向きで、市場では攻めの経営戦略を評価する声も強い。

●ストップ高銘柄
 サイジニア <6031>  3,030円  +502 円 (+19.9%) ストップ高   本日終値
 図研エルミック <4770>  521円  +80 円 (+18.1%) ストップ高   本日終値
 メディア工房 <3815>  574円  +80 円 (+16.2%) ストップ高   本日終値
 フュートレック <2468>  1,149円  +150 円 (+15.0%) ストップ高   本日終値
 など、9銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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