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【特集】【今週読まれた記事】2017年の期待銘柄紹介が人気に
日経平均 ＜日足＞ 「株探」多機能チャートより→→ 2017年「新春特集」の記事一覧をみる
株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は12月24日から30日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。
日経平均株価は前週比313円安の1万9114円で2016年の全取引を終了。実に8週ぶりの下落となりました。とはいえ、前年比では80円高とプラスを確保。5年続伸、5年連続の陽線です。2月と6月に1万4000円台まで売り込まれる厳しい相場をくぐり抜けてきたことを考えれば、上出来といって良いのではないでしょうか。12月29日、30日に続落となったことが気がかりではありますが、21日につけた高値から30日終値までの下げ幅は478円。トランプラリーが始まって以降、調整らしい調整もないままにここまで来たことを考えれば、年明けの相場への期待も高まります。
株探も今週は2017年を見据えた記事が増え、ランキング上位にもこうした記事が並びました。今週のアクセス1位となった「高成長『始動』候補リスト 31社選出 ＜成長株特集＞」は中小型株を対象に、2～3四半期連続で前年同期比10％以上の増収、20％以上の経常増益を達成した銘柄を高成長が始まった可能性がある企業として選んだもの。業種によって適正なPERは異なるため吟味は必要なものの、低PERの銘柄も多く、2017年に飛躍を遂げる可能性のある企業として要チェックです。
アクセス2位の「中村潤一の相場スクランブル 『究極の輝き2017年AI相場本格始動へ』」は、2016年に株探で繰り返し取り上げてきた人工知能(AI)に関連した特集の掉尾を飾る記事。来るべきAIの時代の注目株は一読の価値ありです。
「徹底解析・2017年『トランプ相場』第2ラウンドの“注目株” ＜株探トップ特集＞」、「検証・メガバンク株、『長期上昇相場』は始まったのか ＜株探トップ特集＞」はともに、週後半に配信したため週間ランキングでは中位止まりでしたが、やはり2017年に向けて押さえておきたい記事です。
目下、投資家が最も気にしているのは、“トランプ相場”が2017年も続くかどうかでしょう。「霧が晴れるまでラリーは続く」と言うのは北浜流一郎氏です。何かが起きるかもしれないというあやふやな状態の方が株価は上がりやすく、いまだ上昇相場に対して個人投資家を中心に半信半疑の気持ちが強いからこそトランプ・ラリーは続くだろうと説き、多くの方に読まれたようです。2017年相場の見通しを聞いた相場観特集「新年『トランプ』相場の見通し」も(1)、(2)、(3)ともに注目を集めました。
スクリーニングものの記事では「5万円以下で買える、高ROE・好業績『お宝候補』24社選出 ＜割安株特集＞」がアクセスを伸ばしました。人気の低額投資シリーズで高ROE・好業績銘柄をリストアップ。最も低額で買える銘柄は4400円で、2万円以下の銘柄は4銘柄。有望な投資対象と判断できるなら、お年玉として購入して寝かせておいてもいいかもしれません。また、増額候補銘柄を探った「発表迫る、17年2月期【上方修正】期待リスト 22社選出 ＜業績修正特集＞」も人気でした。
高配当銘柄を取り上げた特集は今週も人気でした。東証1部を対象とした「【高配当利回り株】ベスト50 ＜割安株特集＞ (12月22日現在)」、東証全銘柄を対象とした「【高配当利回り銘柄】ベスト30 ＜割安株特集＞ 12月29日版」がともにアクセスを伸ばしました。同じく人気だった「まだ間に合う、12月配当【高利回り】ベスト30 ＜割安株特集＞」は既に権利落ちを過ぎた12月配当銘柄を紹介したものですが、配当落ち銘柄もしばらくたてばまた上昇に向かうことは多く、株価次第では拾い場になることもありえます。短期売買を好む方にはあわないかもしれませんが、なるべく低い価格でゆっくりと仕込みを行いたい方ならば、改めて見直す価値もあるかもしれません。「注目が高まる【REIT】高利回りベスト30 ＜割安株特集＞ 12月28日版」も人気でした。
投資テーマを扱った記事では、「＜話題の焦点＞＝ディフェンシブ系の円安メリット銘柄に注目」、「＜話題の焦点＞＝業績好調“内需株”の上値追いに照準」、「本格普及期控える『遠隔医療』、制度整備進み高まる注目 ＜株探トップ特集＞」、「海外大ヒット『君の名は。』に続くには？ アニメ輸出次の課題 ＜株探トップ特集＞」がランキング入りしています。
★2016年版【読まれた記事】も併せてご覧ください。
・“3度の暴落”から“トランプラリー”へ、株探記事で振り返る2016年（前編）
・“3度の暴落”から“トランプラリー”へ、株探記事で振り返る2016年（後編）
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