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【特集】エレマテック Research Memo(6):配当性向30%以上を維持する基本方針は変わらず

エレマテック <日足> 「株探」多機能チャートより

■株主還元

エレマテック<2715>は、株主還元について配当によることを基本としている。配当金の額については、業績見通し(短期・中期)、成長投資、キャッシュ・フローなどを勘案しながら、配当性向30%以上を維持することを基本方針としている。

2017年3月期は通期の業績見通しを下方修正したことに伴い、通期の配当予想を期初時点の年間65円(中間配30円、期末配35円)から年間20円(中間・期末各10円配)へと引き下げた。修正後の1株当たり純利益予想は63.50円であり、これに基づく配当性向は31.5%となる。

今回の配当予想の引き下げは業績予想の引き下げと、配当性向30%維持という同社のルールに従ったものである。予想配当性向が30%をわずかに上回った水準であることから、今後同社の業績が回復してくれば、それに見合った配当の上積みが期待できるものと弊社ではみている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《TN》

 提供:フィスコ

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