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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):クルーズ、アイスタイル、HIS

クルーズ <日足> 「株探」多機能チャートより
■クルーズ <2138>  2,540円  +333 円 (+15.1%)  本日終値
 SMBC日興証券が17日付でクルーズ <2138> [JQ]の投資判断を「1(強気)」に、目標株価を2920円に新規設定したことが買い材料視された。リポートでは、ハイリスク・ハイリターンなゲーム事業を大幅に縮小したことで事業の安定感が増すと指摘。また、オンリーワンプレーヤーとして地位を確立しているファッションEC事業は今後も成長が続くと評価している。

■アイスタイル <3660>  728円  +79 円 (+12.2%) 一時ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率4位
 アイスタイル<3660>が一時ストップ高まで買われた。SMBC日興証券は17日、同社株の投資評価を新規「1」でカバレッジを開始した。目標株価は940円に設定している。同社が運営する美容の総合サイト「@cosme」には多くの商品情報、口コミ情報、ユーザー情報が蓄積されており、体験を求めるユーザーにとって、この膨大なデータベースの存在が高成長の源泉であり続ける、とみている。17年6月期は営業減益が予想されているが、これは中期成長力を高めるための必要な投資によるもの、とも指摘している。

■エイチ・アイ・エス <9603>  3,105円  +169 円 (+5.8%)  本日終値
 エイチ・アイ・エス<9603>が5連騰。17日、子会社ハウステンボスが昨年7月に開業した「変なホテル」が、「初めてロボットがスタッフとして働いたホテル」として、ギネス世界記録に認定されたと発表しており、ギネス認定によるさらなる利用者増への期待感から買われている。「変なホテル」は、フロントでは多言語対応のロボットたちがチェックイン・チェックアウトの手続きを行うほか、クロークではロボットアームが荷物を預かり、手荷物はポーターロボットが部屋まで運ぶという世界初のロボットホテル。現在、稼働ロボット数は約180台で、7月末までに約5万人が宿泊したという。

■戸田建設 <1860>  566円  +30 円 (+5.6%)  本日終値
 戸田建設<1860>が反発。17日付で三菱UFJモルガン・スタンレー証券がレーティング「ニュートラル」継続ながら目標株価を580円から590円へ引き上げた。インバウンドに対応した医療ツーリズムの増大によって、病院建設に対して高水準の需要が続くと指摘。17年3月期は会社計画の200億円(前期216億2900万円)に対して従来予想の210億円から225億円へ、18年3月期は235億円から245億円へ引き上げている。

■ジェイアイエヌ <3046>  5,070円  +245 円 (+5.1%)  本日終値
 SMBC日興証券が17日付でジェイアイエヌ <3046> の投資判断「1(強気)」、目標株価を6500円に新規設定したことが買い材料視された。リポートでは、15年8月期から取り組んだブランドビジョンの刷新により、ユーザーの求める商品を提供できる体制が整ってきたと指摘。今後はシニア層も取り込み、国内矯正眼鏡市場のシェア拡大基調は持続すると評価している。また、1人当たりの眼鏡保有数拡大に直結する機能性眼鏡の今後の開発状況に注目したいとしている。同証券では、17年8月期の連結営業利益は51.2億円(会社計画は48億円)、18年8月期は67.8億円、さらに19年8月期には91.8億円に拡大すると予想している。

■ポーラHD <4927>  8,310円  +360 円 (+4.5%)  本日終値
 17日昼、ポーラ・オルビスホールディングス <4927> が日本で初めてシワを改善する薬用化粧品「リンクルショット メディカル セラム」を来年1月に販売すると発表したことが引き続き買い材料視された。研究開発したポーラ化成工業は「好中球エラスターゼ」がシワの原因の一つであることを発見。「リンクルショット メディカル セラム」は「好中球エラスターゼ」を抑制するオリジナル医薬部外品有効成分「ニールワン」を配合している。さらに、有効成分を真皮に届ける「ニールワン真皮浸透処方」を開発した。同社は初年度である17年に100億円の売り上げを目指す。

■KNTCT <9726>  143円  +6 円 (+4.4%)  本日終値
 KNT-CTホールディングス<9726>は堅調。同社は17日、AI(人工知能)を活用した多言語チャットサービス事業を開始することを発表した。この事業は、観光関連分野でネットワークをもつ同社と、チャットによる多言語でのコンシェルジュサービス(問い合わせ対応)の提供が可能なumami(東京都新宿区)双方の得意とする分野を生かしての協業。多言語チャットサービスを新たに開発する訪日観光客向けアプリ「YOKOSOアプリ」(仮称、2017年1月公開予定)に搭載し、直接訪日観光客が利用できるように案内するという。

■スタートトゥデイ <3092>  1,824円  +74 円 (+4.2%)  本日終値
 スタートトゥデイ<3092>が3日続伸。この日の午前中、千葉マリンスタジアムのネーミングライツ(命名権)を取得したと発表しており、これを好感した買いが入っている。ネーミングライツの取得により、同スタジアムの名称は12月1日から、同社が運営するファッションショッピングサイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」の名称と、地域の人に馴染みの深い「マリン」を組み合わせ、「ZOZOマリンスタジアム(ゾゾマリンスタジアム)」となるとしており、宣伝効果による認知度のさらなる上昇が期待されている。

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