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2016年09月13日12時52分

【特集】【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家DAIBOUCHOU:投資イベントで新たな投資のヒントを発見しよう。

ジャスダック <日足> 「株探」多機能チャートより

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家DAIBOUCHOU氏(ツイッター:@DAIBOUCHO )が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2016年9月10日16時に執筆

フィスコソーシャルレポーターのDAIBOUCHOUです。

7月15日(金)と16日(土)に名証IR EXPO 2016、8月26日(金)、27日(土)に日経IR・投資フェアと、投資関連のイベントに参加しました。

また、9月15日(木)、9月16日(金)でも、フィスコさんがフィンテックをテーマとした個人投資家セミナーを開催されます。私は用事があって参加できませんが、金融業界に大変革をもたらすと言われるフィンテックを、具体的に理解する良い機会だと思います。

さて、投資イベントで大事なのは、自分の保有株や、興味ある業界や業種ばかりに偏りがちな思考を一度捨てて、未知の情報を得て、新しい発想や投資のヒントを見つける事だと思います。

一例として、最近の投資イベントで得られた私の発見について書いてみます。

● 今、何が売れているのか?
キヤノンマーケティングジャパン(東証1部 8060)のセミナーで、セキュリティ向けのネットワークカメラ関連製品の売れ行きが好調な点が気になりました。ただ、売上比率が低いので、業績全体への影響は低いのが残念です。防犯カメラのあいホールディングス(東証1部 3076)や、防犯センサのオプテックス(東証1部 6914)など、関連会社の方に投資妙味を感じました。また、防犯カメラ動画のクラウドデータなど、派生ビジネスは色々ありそうです。

また、大塚商会(東証1部 4768)のセミナーでも、企業向けの情報セキュリティは売れ筋の様子でした。「たのめーる」というオフィス用品通販が有名ですが、最近「たよれーる」という企業の情報セキュリティ、IT活用や技術サポートをまるごと請け負うサービスを行い、顧客を囲い込んで、企業のIT需要を丸ごと獲得する戦略のようでした。単純な販売ビジネスでは価格勝負となり、付加価値を生み出せないので、信頼感、提案力、利便性、サポート力などの総合力で付加価値を最大化しているのでしょう。

このように、セミナーや個別ブースで、各社の売れ筋商品を知り、付加価値を生み出すビジネスモデルを理解し、新しい投資のヒントを仕入れるのは有益だと思います。

● 競合他社に対する強みは何か?
人手不足を背景に、人材派遣会社の業績が好調です。日経IRでは、キャリアリンク(東証1部 6070)、インターワークス(東証1部 6032)、夢真ホールディングス(JASDAQ 2362)などが出展されていました。

中でも、キャリアリンクは、6月30日発表の第1四半期決算が72%の増益と絶好調で、NISA関連やマイナンバー関連など、官公庁や金融機関などでのBPO(業務プロセスの外部委託)需要が豊富だそうで、新規に投資しました。セミナーで印象的だったのが、派遣期間が長い方が派遣会社は儲かるのに、キャリアリンクは、顧客の要望を最優先し、派遣期間が短くなって損をしてでも、効率的な業務遂行を行える仕組みを考えるという事です。想定以上に業務が終了し、顧客の信頼を得て、リピード受注を貰えるという流れで、最近、業績が好調なのだと思います。

競合他社に比べて、キャリアリンクは株価も横ばいでPERも割安なので、前述の強みを理解されず、凡庸な事務系派遣会社と評価されているから、割安に買えたと満足しています。

● 業界の現状を知る。
名証IRで矢作建設工業(東証1部 1870)のブースを訪問し、東京オリンピックの建設特需は名古屋に恩恵は無いと思いきや、東京のゼネコンが東京の仕事に忙殺され、名古屋での受注競争が緩くなり、利益が稼ぎやすくなったと聞きました。8月5日発表の第1四半期決算も好調で、受注高が前期比18.9%増、次期繰越高も19.5%増と、受注状況も好調の様子です。

「人の行く裏に道あり花の山」という投資の格言が好きな私としては、東京の建設が活況の中、名古屋の建設会社を買うのは投資妙味があると思いました。

9月15日(木)、9月16日(金)のフィスコさんのフィンテック関連のセミナーでも、フィンテックに興味が無いし、登壇する企業を良く知らないという人もいると思います。でも、フィンテックは重要な投資テーマですし、意外な視点から隠れたフィンテック関連株を見つけられるかもしれません。投資イベントに積極的に参加してみてはいかがでしょうか?

執筆者名:DAIBOUCHOU(ツイッター:@DAIBOUCHO )

《TM》

 提供:フィスコ

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