【特集】4-6月期に【連続最高益】更新リスト 16社選出 <成長株特集>
フュージョン <日足> 「株探」多機能チャートより
上振れ率トップのフュージョンパートナー <4845> は持分法適用会社だったエイジア <2352> [東証M]の株式売却による売却益の発生で、4-6月期(第4四半期)の経常利益は過去最高益を2.4倍も上回って着地。2位の日本特殊塗料 <4619> は海外向け自動車用防音材の販売好調や固定資産売却益による持分法投資利益の増加が寄与し、3四半期連続で最高益更新を更新した。3位のエクストリーム <6033> [東証M]はスマートフォン向けゲーム開発企業への技術者派遣の増加などが収益を押し上げた。
最高益の連続期数の多い銘柄では、6四半期連続となったIBJ <6071> とセプテーニ・ホールディングス <4293> [JQ]がリストアップされた。IBJは婚活サイトの有料会員が増えたことが収益拡大につながった。セプテニHDはインターネット広告市場の拡大を背景に、スマートフォン広告の取扱高が大きく伸びた。
このほか、じげん <3679> [東証M]、WDBホールディングス <2475> 、ジェイエイシーリクルートメント <2124> の3社は人手不足による求人需要の高まりが追い風となった。じげんは主力の求人サイトを中心に課金収入が膨らんだ。WDBは理学系研究職の人材派遣、ジェイエイシは専門性の高い人材紹介がそれぞれ伸びた。
┌── 四半期 経常利益 ──┐ 最高益
コード 銘柄名 市場 上振れ率 4-6月期 過去最高益 連続期数 予想PER
<4845> フュージョン 東1 139 611 255 2 5.2
<4619> 日特塗 東1 17.0 1936 1655 3 6.3
<6033> エクストリム 東M 15.7 103 89 3 32.3
<3064> モノタロウ 東1 14.5 2407 2103 3 54.0
<3679> じげん 東M 11.2 496 446 3 53.6
<6071> IBJ 東1 11.1 281 253 6 32.9
<4293> セプテニHD JQ 10.9 1188 1071 6 28.2
<2388> ウェッジHD JQ 9.1 903 828 3 23.7
<4290> PI 東1 5.8 1198 1132 2 19.0
<2475> WDB 東1 5.5 800 758 2 13.2
<9517> イーレックス 東1 5.4 697 661 3 32.1
<1942> 関電工 東1 5.3 6886 6542 2 13.2
<3769> GMO-PG 東1 2.9 1023 994 3 77.1
<2931> ユーグレナ 東1 1.7 476 468 2 166
<4248> 竹本容器 東2 1.6 377 371 2 12.8
<2124> ジェイエイシ 東1 0.2 1189 1187 2 16.8
※2015年4月以降に上場した企業は除いた。四半期の過去最高益は原則、四半期決算の開示が本格化した2003年4-6月期以降の業績に基づいたものです。
株探ニュース