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2016年09月06日15時28分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):ABCマート、ディスコ、バンナムHD

ABCマート <日足> 「株探」多機能チャートより
■エービーシー・マート <2670>  6,650円  +190 円 (+2.9%)  本日終値
 エービーシー・マート<2670>が高い。5日の取引終了後に発表した8月度概況で、既存店売上高は前年同月比4.3%減と2カ月ぶりに前年実績を下回ったが、足もとの売り上げ悪化は織り込み済みとの見方が強く、下値には買いが入っている。サンダルやレディースシューズは好調だったが、全般として、週末が1回少ないことと月後半の台風による影響が大きく、客数の落ち込みが大きかった。

■ディスコ <6146>  11,940円  +340 円 (+2.9%)  本日終値
 ディスコ<6146>が続伸し、年初来高値を更新。ドイツ証券が5日付のリポートで、レーティングを「ホールド」から「バイ」へ、目標株価を9600円から1万3000円へ引き上げたことが好感されている。同証券では、従来、事業環境を懐疑的に見ていたが、中国スマートフォン市場を分析するなかで、上位シェアメーカーが中国ブランドに入れ替わっていくことで新たなサプライチェーンが構築され、構造的に新規設備需要が生まれていると指摘。中国のスマホ需要の強さを考慮し、17年3月期営業利益を従来の253億円から294億円へ、18年3月期を同273億円から319億円へ予想を引き上げている。

■バンナムHD <7832>  2,951円  +81 円 (+2.8%)  本日終値
 バンダイナムコホールディングス<7832>高い。バンダイはきょう、ソニー・クリエイティブプロダクツ(東京都千代田区)との協業プロジェクトとして、新IP(キャラクターなどの知的財産)「karada animal Zookies(からだ アニマル ズーキーズ)」のライセンス事業を今月から開始することを明らかにした。新IPは、「臓器(Zouki)」と「動物(Zoo)」を掛け合わせた動物キャラクターで、「体」をテーマに、ダイエットや美容、健康に興味関心が高い20~30代の女性が主なターゲット。今後バンダイをはじめライセンシー各社から、ぬいぐるみ・文具・雑貨などの商品を展開していくとともに、体・健康・ライフスタイルなどをテーマとしてWebマガジンを展開する。

■日本水産 <1332>  449円  +12 円 (+2.8%)  本日終値
 日本水産<1332>が商いを伴い上伸。この日、8月19日に発表した公募・売り出しの受渡日を迎えた。発行・売り出し価格は同月29日に412円で決まっていたが、この日は一時450円台まで上昇。受渡日の利益確定の売りをこなし上昇している。公募・売り出しが一巡したことから、今後の需給改善期待も膨らんでいる。

■関東電化工業 <4047>  884円  +23 円 (+2.7%)  本日終値
 関東電化工業<4047>が続伸。8月相場では機関投資家とみられる継続的な売り物に水準を切り下げてきたが、半導体とリチウムイオン電池いずれも収益環境は追い風にあり、9月に入り買い戻す動きが顕在化している。半導体メモリーは高速アクセスが可能な3次元NAND型フラッシュメモリーの需要が急速な伸びを示している。「IoT時代到来を背景に、立体方向に積層化された3次元NANDがにわかに存在感を高めており、同商品を用いたSSD(ソリッドステートドライブ)へのシフトが顕著となっている」(国内中堅証券)という。そのなか、同社は特殊ガスへの需要が増大傾向で生産能力を大幅増強する構えにあり、つれて業績の伸びが期待できる状況だ。一方、これまで損益面で足を引っ張っていたリチウムイオン電池用電解質も、EV向けなどの需要が世界的に拡大しており、風向きは順風に変わっている。17年3月期の連結営業利益76億円予想は大きく上振れする可能性が高いと市場ではみられている。

■太平洋セメント <5233>  313円  +8 円 (+2.6%)  本日終値
 太平洋セメント<5233>が4日ぶりに反発。岡三証券が5日付のリポートで、レーティングを「中立」から「強気」へ、目標株価を280円から400円へ引き上げたことが好感されている。同証券では、国内セメントの販売減や中国セメントの弱含みから17年3月期第1四半期は厳しい内容だったが、第2四半期以降は基礎工事などで使用されるセメント固化材やパイルなどの素材の販売に変化の兆しが見られると指摘している。これらと相関関係の高いセメント販売の回復が期待され、業績改善の確度が高まったと判断。今後も公共工事増加の可能性や、オリンピック関連施設の建設などでセメントの販売増が期待できるとしている。

■セリア <2782>  7,160円  +180 円 (+2.6%)  本日終値
 セリア<2782>は堅調。同社は5日の取引終了後、8月の月次売上高を発表、全社で前年同月比9.3%増、既存店で同1.1%増となった。既存店では15年7月以降、14カ月連続で前年同月比でプラスとなっている。

■ナブテスコ <6268>  2,631円  +57 円 (+2.2%)  本日終値
 ナブテスコ<6268>が続伸。岩井コスモ証券が5日付のリポートで、投資判断「B+」、目標株価2900円でカバレッジを開始したことが好感されている。同証券では、16年12月期は主要4事業のうち産業用機器事業のみ好調で、残りの3事業は一部案件で需要が減速し、売り上げ計上の遅れが発生していると指摘。今期は円高などで計画未達の懸念もあるが、産業用ロボット向け新製品の寄与などで、業績は回復に向かうとみており、17年12月期は増収増益を予想している。

■サッポロHD <2501>  2,678円  +47 円 (+1.8%)  本日終値
 5日、サッポロホールディングス <2501> が「神州一」のブランドで味噌や即席味噌汁の製造を手掛ける宮坂醸造を子会社化したと発表したことが買い材料視された。宮坂醸造の第三者割当増資を同社が引き受け、発行済み株式の51%を取得。宮坂醸造が同社の傘下に入ることでグループ各社とのシナジーを最大限に引き出し、グループ全体の成長戦略を加速させることが狙い。発表を受け、神州一ブランドを傘下に置くことによる食品分野の拡大に期待する買いが向かった。

株探ニュース

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