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2016年09月02日16時28分

【特集】ビジョン Research Memo(7):総資産拡大にもかかわらず自己資本比率は高水準を維持

ビジョン <日足> 「株探」多機能チャートより

■業績動向

(2)財務状態、キャッシュ・フローの状況

ビジョン<9416>の2016年12月期第2四半期末における総資産は9,003百万円と前期末に比べ475百万円増加した。内訳を見ると、流動資産は主に受取手形及び売掛金の増加74百万円により前期末比45百万円増加したほか、固定資産は無形固定資産の増加45百万円、投資その他の資産の増加391百万円により同429百万円増加した。

負債合計は前期末比227百万円増の2,259百万円となった。固定負債は長期借入金の減少5百万円により同5百万円減少したものの、流動負債が主に支払手形及び買掛金の増加94百万円により同233百万円増加したことによる。一方、純資産は6,743百万円と前期末に比べ247百万円増加した。繰延ヘッジ損益の減少68百万円、為替換算調整勘定の減少26百万円がマイナス要因となったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益を計上したことから利益剰余金が341百万円増加したことによる。

キャッシュ・フローの状況を見ると、第2四半期末における現金及び現金同等物は前期末と比べ110百万円減少し、5,162百万円となった。各キャッシュ・フローについて見ると、営業キャッシュ・フローは483百万円の収入となった。これは、法人税等支払251百万円などがマイナス要因となったものの、税金等調整前四半期純利益528百万円、減価償却費134百万円計上したことが主要因。一方、投資キャッシュ・フローは、主として投資有価証券の取得456百万円があったことにより553百万円の支出となった。また、財務キャッシュ・フローも長期借入金の返済による支出22百万円により22百万円の支出となった。

経営指標について見ると、健全性を表す自己資本比率は総資産拡大にもかかわらず74.9%と高水準を維持したほか、収益性を表す営業利益率はグローバルWiFi事業、情報通信サービス事業ともに収益性改善施策の効果が顕在化し8.0%へ上昇する格好となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正 )

《HN》

 提供:フィスコ

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