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2016年09月02日15時32分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):ユーグレナ、楽天、アエリア

ユーグレナ <日足> 「株探」多機能チャートより
■ユーグレナ <2931>  1,459円  -14 円 (-1.0%)  本日終値
 ユーグレナ<2931>は小動き。同社は1日、中部プラントサービス(名古屋市)と三重県、多気町の協力のもと「バイオ燃料用藻類生産実証プロジェクト」を実施し、国内最大級の燃料用微細藻類培養プールを建設することを発表した。今回の「実証プロジェクト」では、経済産業省資源エネルギー庁「平成28年度 微細藻類燃料生産実証事業費補助金」を活用し、燃料用微細藻類培養プールを多気クリスタルタウン(三重県多気町)に建設し、燃料用微細藻類の大規模、低コスト生産技術の確立を目指す。

■楽天 <4755>  1,322円  -10.5 円 (-0.8%)  本日終値
 日経平均株価の定期入れ替えの発表が迫っている。例年、日経平均の入れ替え発表は9月上旬で、ちなみに15年は9月4日、14年は9月5日が発表日だった。市場では、楽天<4755>の新規採用、日本曹達<4041>の除外を予想する見方が多いが、「新規採用・除外はなし」とみる声も少なくない。野村証券は31日、「入れ替えなしの可能性」とのリポートを出している。入れ替えがあった場合、採用候補には、楽天のほかカカクコム<2371>、ケネディクス<4321>、サイバーエージェント<4751>を挙げる見方もある。

■チヨダ <8185>  2,224円  -6 円 (-0.3%)  本日終値
 チヨダ<8185>が反落。1日の取引終了後に発表した8月度月次情報で、既存店売上高が前年同月比5.6%減と2カ月ぶりに前年実績を下回り、今期に入って減収率が最も大きかったことが嫌気されている。相次ぐ台風の上陸で、北日本・東日本のレイン関連商品の販売が増加したほか、秋の新商品ではPB「シュッテ」のカジュアルレディスシューズなど好調な滑り出しを見せた。ただ、全体として来店客数のマイナスの影響が大きく、サンダルをはじめとする夏物商品の販売が伸び悩んだほか、祝日が1日増えた一方、土・日曜日が1日ずつ少なった影響が約3ポイントほどあり、前年実績を下回った。

■アエリア <3758>  1,358円  +298 円 (+28.1%)  本日終値
 アエリア<3758>は、前日まで3日連続ストップ高したことから、この日は利益確定売りで朝安スタートとなったものの、すぐに切り返し連日の年初来高値更新となった。1日の取引終了後に次世代育成シミュレーションゲーム「STARLY GIRLS -Episode Starsia-」(以下「スターリーガールズ」)の事前登録者数が1万人を突破したと発表しており、これが好感されている。同社では8月30日、角川ゲームスとの共同事業第1弾となる「スターリーガールズ」を発表し、これを受けて株価は人気化していた。今回の事前登録1万人突破の発表で、改めて滑り出し順調への期待が高まったようだ。なお、正式サービス開始時期は16年内としている。

■インスペック <6656>  1,556円  +300 円 (+23.9%) ストップ高   本日終値
 インスペック<6656>が大幅続伸。同社は半導体や液晶の配線回路向けに外観検査装置を手掛けるが、足もとの受注動向は極めて良好で、8月受注額は前年同月比40%増と高水準の伸びをみせ、3カ月連続で前年実績を上回った。これがポジティブサプライズとなり短期資金の流入が加速している。自動外観検査装置や自動車部品の検査選別装置などの案件を獲得し受注の伸びに反映させた。

■ノバレーゼ <2128>  942円  +150 円 (+18.9%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率2位
 1日、ノバレーゼ <2128> に対してNAPホールディングスがTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指すと発表したことが買い材料。TOB価格が前日終値の2.45倍の1株1944円とあって、本日の株価はこれにサヤ寄せする形で買い気配値を切り上げた。買付期間は2日から10月18日まで。TOBが予定通り実施された場合、同社は上場廃止となる。

■田中化学研究所 <4080>  943円  +150 円 (+18.9%) ストップ高   本日終値
 田中化学研究所<4080>が連日のストップ高。同社はリチウムイオン電池用正極材を生産するが、8月31日に同社の筆頭株主である住友化学<4005>が同社の1050万株の第三者割当増資を引き受け連結子会社化することを発表、これがポジティブ材料となり投機資金が集結する格好となった。世界的な排ガス規制強化の流れを受けてプラグインハイブリッド車(PHV)や電気自動車(EV)などへの注目が高まっている。米国ではカリフォルニア州のゼロ・エミッション・ビークル(ZEV)規制が強化される方向で、欧州では2021年に新型車の二酸化炭素排出量の上限を一段と厳格化する「21年基準」がある。さらに、中国でもPHVやEVを対象に補助金支援で普及を促進する政策を打ち出しており、PHVやEVには中期的に強い追い風が見込まれる状況にある。つれて車載用2次電池としてリチウムイオン電池の需要も想定以上に膨らむ可能性があり、関連企業もこれを商機ととらえる動きが顕在化しそうだ。住友化学は電気自動車(EV)用リチウムイオン電池部材に注力してきたが、今回の田中化学を連結子会社化することで同分野での展開を一気に強める狙いがあるとみられる。きょうは、田中化研の動きに触発されて、ダブル・スコープ<6619>なども続伸歩調にある。同社はリチウムイオン電池の正極と負極を隔離し、なおかつイオン伝導性を確保するセパレータの専業メーカーであり、市場の注目度が高い。

■イトーヨーギョー <5287>  1,118円  +143 円 (+14.7%)  本日終値
 イトーヨーギョー<5287>が急騰したほか、虹技<5603>、ゼニス羽田ホールディングス<5289>など電線地中化(無電柱化)関連に改めて物色の矛先が向かった。政府が打ち出した財政投入による経済対策の目玉のひとつに電線地中化の推進がある。その整備区域も従来の幹線道路から生活道路や通学路などの非幹線道路へと急速に広がりをみせることが必至で、共同溝(コンクリートボックス)などを手掛ける関連銘柄への波状的な買いが続いている。

■ベクター <2656>  333円  +23 円 (+7.4%)  本日終値
 ベクター<2656>が反発。1日の取引終了後、新作ブラウザゲーム「リグレティア」を今秋にもサービスを開始すると発表しており、新タイトルの業績への寄与を期待した買いが入っている。「リグレティア」は中国の深セン市益玩網絡科技が開発したMMORPG。他のブラウザゲームでは味わえない、がっぽり大金、しこたまレベルアップ、数知れない育成要素を体感できる、何もかもがケタ違いのゲームで、豊富なコンテンツや機能により、サクッとプレイも、じっくりプレイも楽しめるという。なお、近日中に事前登録を開始するとしている。

●ストップ高銘柄
 モバイルファクトリー <3912>  6,680円  +1,000 円 (+17.6%) ストップ高   本日終値
 オールアバウト <2454>  543円  +80 円 (+17.3%) ストップ高   本日終値
 AppBank <6177>  1,027円  +150 円 (+17.1%) ストップ高   本日終値
 ジェネレーションパス <3195>  1,030円  +150 円 (+17.1%) ストップ高   本日終値
 など、8銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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