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【市況】NY金先物週間見通し:下値模索の公算、金相場には早期利上げを織り込む余地


■NY金先物
安値:1,321.00ドル
高値:1,348.80ドル
終値:1,325.90ドル
前週末比(騰落率):-1.51%

■軟化、イベント前にポジション整理の動き優勢に

軟化。週央にかけて弱含む展開になった。イエレン米連邦準備制度理事会議長の講演を週末に控え、利上げのタイミングに対する手掛かりを与えるとの見方から、ポジション整理の動きが優勢になったと見られる。週末は乱高下、金市場においては、イエレン講演を受けて9月実施の有無に対する見方は二分へ。


■下値模索の公算、金相場には早期利上げを織り込む余地

想定レンジ:1,290.00~1,330.00ドル

下値模索の公算。金相場においては、株式市場と比べて米国の早期利上げの織り込みは現状限定的にとどまっている印象も受ける。雇用統計を控えて、米国株式市場が9月利上げの可能性を一段と織り込み下落するならば、金市況でも同様の織り込みが進み、下落余地は大きくなると考えられる。

《TN》

 提供:フィスコ

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