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2016年06月14日11時41分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:くら、関電工、アキュセラ、そーせい

くら <日足> 「株探」多機能チャートより
■VIX短先物 <1552>  449円  +47 円 (+11.7%)  11:30現在
 国際のETF VIX短期先物指数<1552>が連日の急伸で、5月2日以来の高値圏に浮上。同銘柄は「恐怖指数」とも呼ばれるVIX指数に連動し、米国株が波乱に遭遇した時に上昇し、米国株が堅調な局面では下落する性質を持つETF。英国のEU離脱懸念や中国経済の減速懸念などを背景に、世界株市場が再び揺さぶられるなか、にわかに注目が集まっている。今週はFOMCや日銀の金融政策決定会合と日米で金融政策を決定する重要日程にあることも為替を絡めボラティリティを高める可能性があり、投資家の不安心理を反映している。

■東建コーポレーション <1766>  8,460円  +310 円 (+3.8%)  11:30現在  東証1部 上昇率4位
 東建コーポレーション<1766>が買い優勢、全体悪地合いの間隙を縫って株価水準を切り上げている。同社は建設事業と不動産賃貸事業を収益の両輪としており、不動産市況の改善が進む首都圏で積極的な営業展開を進め、相続税の改正も商機につなげている。16年4月期営業利益は前期比34%増益の126億6500万円を計画しているが、市場では「きょう引け後に決算発表を控えており、好決算先取りの買いが流入している」(国内準大手証券マーケット支援部)とみられている。

■くらコーポレーション <2695>  6,030円  +200 円 (+3.4%)  11:30現在  東証1部 上昇率7位
 東海東京調査センターでは、重要イベントを控えて投資家の様子見ムードは続くと指摘。日米の金融政策や英国の国民投票の結果を見るまでは、リバウンドも短期的なものに留まりそうとみて、引き続き個別の好業績株物色に徹する必要があると解説。くらコーポレーション<2695>や稲葉製作所<3421>のように、「今期業績の上ブレが見込まれる銘柄に注目したい」との見解を示している。

■淀川製鋼所 <5451>  2,599円  +49 円 (+1.9%)  11:30現在
 SMBC日興証券が13日付で淀川製鋼所 <5451> の投資判断「2(中立)」を継続し、目標株価を2800円→3100円に引き上げたことが買い材料視された。リポートでは、中国子会社は依然として赤字が継続するものの、国内と台湾の収益回復で全体としては底上げされていると評価。17年3月期は国内めっき鋼板とカラー鋼板の販売環境が好転するうえ、台湾子会社センユースチールの好調で営業利益が会社計画を上回ると予想。18年3月期、19年3月期も増益トレンドが続くとしている。同証券では、17年3月期の連結営業利益を68億円→85億円(会社計画は83億円)、18年3月期を76億円→94億円にそれぞれ上方修正した。

■関電工 <1942>  783円  +11 円 (+1.4%)  11:30現在
 関電工<1942>が反発。都市再開発案件の増加など民間建設投資意欲が旺盛で屋内線工事の収益採算が向上しているほか、「東電向け配電線工事の損益も前期に黒字転換している」(国内証券アナリスト)ことも寄与して収益成長局面が続いている。「手持ち工事が豊富な点も強み」(同)で、高水準の受注残を武器に17年3月期営業利益は前期比22%増の200億円を会社側では見込んでいる。株価は前日に大陰線でボックス下限の770円近辺に到達し値ごろ感が浮上、PER13倍前後、PBR0.8倍台と株価指標面からも割安感が意識されているようだ。

■アプラスフィナンシャル <8589>  97円  +1 円 (+1.0%)  11:30現在
 13日、アプラスフィナンシャル <8589> が、子会社アプラスがソフトバンクグループ <9984> 傘下のソフトバンク・ペイメント・サービス(SBPS)と提携し、EC事業者向けオンライン決済サービス「e-ゲート」の販売を開始すると発表したことが買い材料。「e-ゲート」はSBPSのオンライン決済サービスとアプラスの決済ソリューションを融合した総合ソリューションサービス。オンライン決済に加え、口座振替決済やコンビニ決済など多彩な決済手段を総合的にワンストップで提供する。発表を受けて、需要拡大が見込まれるEC事業者向け決済サービスの販売による業績への寄与に期待する買いが向かった。

■丸一鋼管 <5463>  3,640円  +20 円 (+0.6%)  11:30現在
 丸一鋼管<5463>が小反発。国内大手証券では、米国では鋼管スプレッド(鋼管価格-HRC価格)の改善が進むと判断し、HRCの安定調達に優れる同社はHRCの需給がタイトな状況でも鋼管を拡販できると指摘。国内も引き続き安定収益を確保できると判断し、高い営業増益率を達成できる点は注目できるものの、株価上昇により短期業績の拡大期待は概ね織り込まれていると解説。レーティング「ニュートラル」を継続、目標株価を3300円から3590円に引き上げている。

■アキュセラ・インク <4589>  1,253円  -400 円 (-24.2%) ストップ安売り気配   11:30現在
 アキュセラ<4589>がウリ気配。同社は、この日大塚ホールディングス<4578>傘下の大塚製薬からドライ型加齢黄斑変性治療薬候補「エミクススタト塩酸塩」の共同開発および共同販売にかかわる契約を終了する通知を受領したと発表した。また、同時に緑内障治療のための治療薬候補「OPA―6566」に関する契約も終了となる。「エミクススタト塩酸塩」はドライ型加齢黄斑変性に対する臨床第2b/3相試験で有効性が示すことができなかったことが5月26日に発表されている。また、今回の契約終了に伴い、書類の修正が必要となることから8月2日に予定していた定時株主総会の開催を延期するほか、三角合併による日本法人の持ち株会社化の日程も調整することとなる。

■アドウェイズ <2489>  941円  -153 円 (-14.0%)  11:30現在
 アドウェイズ<2489>が続急落。市場にリスクオフ姿勢が強まり、中小型株全般が下落するなか同社株にも売りが膨らんでいる。同社はLINE<3938>と代理店契約を結びLINEフリーコインを販売していることが材料視されてきたが、10日にLINEの東証とニューヨーク証券取引所への上場が発表されたことで材料出尽くし感からの売りを浴びている様子だ。

■神戸物産 <3038>  2,007円  -263 円 (-11.6%)  11:30現在  東証1部 下落率2位
 神戸物産<3038>が反落。13日の取引終了後、16年10月期の連結業績見通しについて、純利益を53億円から21億円(前期比49.7%減)へ下方修正したことが嫌気されている。為替が想定より円高で推移したことで、一部のデリバティブ商品について評価損が計上されたことが要因という。ただ、円高の影響で輸入コストの低減が図られたほか、オリジナル商品がSNS上で話題になるなどして販売は順調で、営業利益は90億円から93億円(同36.7%増)へ上方修正された。同時に発表した第2四半期累計(15年11月~16年4月)決算は、営業利益50億3000万円(同61.4%増)、純利益10億2100万円(同56.5%減)だった。業務スーパーで17店舗の純増が寄与。また、消費増税後に講じた施策により客数が増加したことに加えて、海外直輸入商品やオリジナル商品の開発で客単価が増加し、既存店売上高が4.8%増となったことも貢献した。

■そーせいグループ <4565>  18,210円  -1,490 円 (-7.6%)  11:30現在
 東証マザーズ指数が急落。そーせいグループ<4565>が前日に比べ12%近く急落したほか、 ブランジスタ<6176>は一時ストップ安に売られている。グリーンペプタイド<4594>やサンバイオ<4592>などバイオ関連株も急落。この日、アキュセラ<4589>が大塚ホールディングス<4578>傘下の大塚製薬からドライ型加齢黄斑変性治療薬候補「エミクススタト塩酸塩」の共同開発などにかかわる契約を終了する通知を受領したと発表。同社株は売り殺到で、ストップ安ウリ気配となっていることも投資家心理を冷やした。東証マザーズ指数は、心理的節目である1000を維持できるかが焦点となっている。

■スルガ銀行 <8358>  2,215円  -121 円 (-5.2%)  11:30現在
 スルガ銀行<8358>が大幅に5営業日続落。今日は国内大手証券が投資評価を引き下げるとのリポートをリリースしている。SMBC日興証券は、同行の株価が4月以降、TOPIXを大幅にアウトパフォームしている要因は同行ではなく、セブン銀行<8410>にあると指摘。マイナス金利政策導入以降、相対的に悪影響を受けにくいとの思惑から、銀行セクター内での逃避先としての需要を集めたのは、同行とセブン銀行であったものの、4月以降、セブン銀行の株価は業績モメンタムの鈍化から下落、結果として同行は逃避先としての需要を一身に集めたとみられると解説。同証券は、同行業績が相対的に堅調であるとの評価は変わらないとしているものの、株価上昇に伴い、投資評価を「1」(アウトパフォーム)から「2」(中立)に格下げ。ただ、目標株価は2100円から2300円へ引き上げている。

■アカツキ <3932>  4,645円  -170 円 (-3.5%)  11:30現在
 アカツキ<3932>が朝高後に値を消す展開。同社は13日取引終了後に、アウトレジャーの予約サイトを運営する、そとあそび(東京都港区)の全株式を段階的に取得し子会社化すると発表。これを受けてシナジーなどを期待した買いが先行したものの、前日まで3日続伸していたとあって買い一巡後は利益確定売りが優勢となっている。アカツキは、そとあそびの子会社化を機に「ライブエクスペリエンス事業」を開始することも明らかにした。これは旅ナカ・アクティビティ、旅行、インバウンドなどのリアルな体験の機会を提供するサービスで、現在、自社オリジナルのサービスを企画・開発しているという。

●ストップ高銘柄
 日本テレホン <9425>  617円  +100 円 (+19.3%) ストップ高買い気配   11:30現在
 テイン <7217>  544円  +80 円 (+17.2%) ストップ高   11:30現在
 インスペック <6656>  709円  +100 円 (+16.4%) ストップ高   11:30現在
 以上、3銘柄

●ストップ安銘柄
 GMO TECH <6026>  4,610円  -1,000 円 (-17.8%) ストップ安   11:30現在
 など、2銘柄

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