【特集】最高益【大復活】銘柄リスト 32社選出 <成長株特集>
日本ライフL <日足> 「株探」多機能チャートより
時価総額が50億円以上の銘柄の中から、今期の経常利益が4期以上ぶりに過去最高益見通しを示している32社を選び出した。下表では、最高益更新の間隔期数が多い順に並べ、同じ間隔期数では増益率の大きい順に記した。
最高益の間隔期数トップの積水化成品工業 <4228> は、自動車部材向けの販売増加やコスト削減で、経常利益が前期比11.1%増の54億円と実に26年ぶりに過去最高益を更新する見通しだ。2位のトナミホールディングス <9070> は物流サービスの受注増加や運賃値上げなどが寄与し、25期ぶりの最高益更新を見込む。
4位の日本ライフライン <7575> は自社製品のEPカテーテル、5位のMARUWA <5344> はセラミック部品の販売が伸び、それぞれ18期ぶり、16期ぶりの大復活を遂げる見通しだ。また、時価総額が大きい銘柄では、富士フイルムホールディングス <4901> が6位、カシオ計算機 <6952> が15位、住友電気工業 <5802> は18位にランクインしている。富士フイルムはインスタントカメラ「チェキ」や事務機、カシオは高単価の腕時計、住友電は海外向け電力用海底ケーブルなどの販売拡大で、最高益更新を目指す。
最高益 今期 増益率
コード 銘柄名 市場 間隔期数 経常益 (前期比) 予想PER
<4228> 積化成 東1 26 5400 11.1 10.0
<9070> トナミHD 東1 25 5900 6.6 6.6
<9130> 共栄タ 東1 18 1700 104 6.0
<7575> 日本ライフL 東1 18 4832 35.2 25.1
<5344> MARUWA 東1 16 4450 20.2 14.0
<4901> 富士フイルム 東1 16 220000 13.1 15.6
<2916> 仙波糖化 JQ 16 730 10.3 12.8
<4918> アイビー JQ 15 1700 172 10.5
<4687> TDCソフト 東1 15 1570 20.3 8.1
<2340> 極楽湯 JQ 12 500 44.9 32.1
<7595> アルゴグラフ 東1 11 3100 14.0 9.5
<8999> グランディ 東1 11 3250 13.5 5.0
<9728> 日本管財 東1 11 6400 10.2 12.5
<7619> 田中商事 東1 10 1624 25.3 6.3
<6952> カシオ 東1 10 46000 12.0 12.7
<7838> 共立印刷 東1 10 2500 10.2 8.7
<4709> ID 東1 9 1260 30.7 9.3
<5802> 住友電 東1 9 185000 11.7 12.4
<7634> 星医療 JQ 8 1310 6.4 12.8
<9684> スクエニHD 東1 7 30000 18.5 22.3
<7717> Vテク 東1 6 3800 70.0 20.1
<7291> 日本プラスト 東2 6 3900 10.9 6.0
<5994> ファインシン 東2 6 2100 3.5 6.7
<7460> ヤギ 東2 5 3600 20.7 4.8
<9639> 三協フロンテ JQ 5 5000 18.9 7.0
<8014> 蝶理 東1 5 6400 16.0 8.2
<9663> ナガワ 東1 5 4500 13.9 18.7
<8769> ARM JQ 4 435 81.3 30.8
<8589> アプラス 東1 4 10000 66.6 17.3
<7947> エフピコ 東1 4 15500 10.5 18.9
<3098> ココカラF 東1 4 14800 9.9 16.6
<8566> リコーリース 東1 4 17100 1.5 8.0
※経常利益の単位は百万円。
株探ニュース